イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

日本

2010-09-15 23:37:15 | 思ったこと
は、今日は『敬老の日』だぁぁぁ
と思い出して、電話した
留守番電話になってたから、こんな時間だけど町内の敬老会かなんかにでも行ってんのかなと、“年寄りの日、おめでとーーーぅ”とメッセージを残した
ら、5分後すぐにコールバックがあって、「今日は敬老の日と違う」「今年は20日で来週の月曜日じゃ」といわれた

イタリアのおばちゃんの暦は15年前のままだから・・・

手術大成功

2010-09-14 01:41:10 | できごと
で、予定より1日だけ延期して昨日の夕方帰還してきた

結局は行きも帰りも電車にしたんだけど。。。(入退院の時間の都合で)
行きは、4時間以上かかるほぼ各駅停車くらいの鈍行しかなくって、しかも一等車でも指定がなく、(運よく乗ってすぐ座ることは座れたけど)二等車との違いもほとんどなく、1度のリクライニングもなく、散々だった

病院は、3つの病院が合体したすごい大きな総合病院
部屋は75歳の扁桃腺手術をしたおじいさんとの二人部屋
同じイタリア国内の病院とは思えない対応
みんなきびきび働くし、質問にはちゃんと答えてくれるし、頼んだことは嫌な顔せずやってくれる

オット、、、
やっと病院にたどり着いた安心からか、翌日の手術へのやっぱり恐怖からか、
翌朝、最後の最後にまたまたものすごい痛みに襲われ、手術前(オットの順番は午後12時以降の予定だった)に痛み止めの点滴をしてもらうことになった
午後2時頃、やっとお迎えが来た時、、、名前を呼ばれて返事をしたオットはまるで麻薬中毒患者のそれだった
部屋を出て行って戻ってくるまでまるっと2時間
結局、麻酔は局部(脇下から手)だけで、手術中ずっと医者やアシスタントとおしゃべりしてたらしい
で、取り出してもらった血の塊は1kg半もあったらしい
事故から3ヵ月後尚も出血を続けていた今回の張本人動脈血管、1針だけ縫ったらしい
術後、早朝につけてもらった痛み止め点滴がなくなるまでつづけてもらい、翌朝傷口の手当をしてもらった時は、かなり手がむくんでいたのでしっかり様子をみるために、、、と退院は1日延期になった
ローマの試合を観るために帰りは最初っから電車と決めていたオットだが、残念ながらラジオでしか聴けなかった
しかも、5対1でカリアリに負けて・・・

イタリアのおばちゃんの予約したホテルは病院のほぼ前だが、道路の都合で歩行の場合700メートルほど歩く
1日目は、駅から直接病院にタクシーで行ったから場所はわかっても歩いていく道がわからず、ウロウロ、ウロウロして最後車がビュンビュン走るロータリーを走って渡り命がけでたどり着いた
2日目の朝は、行き方をホテルのお姉さんに教えてもらったが、病院の入り口が分からず入ってからも病室に全然たどりつけず30分くらいかけてやっとたどり着いた
3日目は、ようやく地理がわかり調子付いて、、、午後オットがお昼寝している隙に中央駅へ切符を買いに行き、着替えを3日分しか持って行かなかったのでパンツと靴下と麻のシャツを唯一開いてた駅前の中国人のお店で買った(全部で7ユーロ

魚の美味しい海の町アンコーナ、次回はオットの入院付き添いではなくバカンスで行きたい

知ってる人

2010-09-06 00:45:43 | できごと
が亡くなるのはなんとも居た堪れないもの
それが、毎日顔を合わせてた人だと、、、
しかも、18歳と若けりゃ今なお信じられない、、、

我が家のマンションの管理人の話
2年前、ノンナが逝ってしまったあと、マンションの管理人だった親父の方が去年の春病気に負けて旅立ち、夏ごろ我が家の上の上の階に住んでいたおばさんがいなくなり、一昨日の夜更け、親父の後を任されていた18歳の息子までが逝ってしまった
今日からやっと2週間のおそがけの夏休みをもらったところだった
死因は、フラスカーティへドライブしに行っての帰り道、かなりのスピードを出していたんだろう・・・カーブでハンドルが切れず民家の石壁にぶつかり、一緒に夏休み前夜祭に出かけた同年代の友達2人も巻き添えにしていきなり消えた
母親は、ノンナに助っ人が必要になった末期、お世話になった人でもある

このマンション、出ようっかな

手術

2010-09-04 16:27:51 | できごと
の予定が決まった
来週金曜日9月10日、マルケ州アンコーナの病院にて
水・木と連続透析してもらって、木曜日の午後のフライトで入院
金曜日に手術してもらい、土曜日には追い出される予定

9月

2010-09-03 15:39:17 | できごと
は、みんなそれぞれ、現実に向き合う季節

3ヶ月近く遊び呆けたムスコは『やり直し』の学校が始まる
3ヶ月近く苦しみぬいたオットは『やっと』手術することになる
3ヶ月以上(人事移動に不満で)仕事を休んでいたオットの友人ジョルジョもそろそろ病欠日数が満期になる
そして、2ヶ月前いきなりおかしくなってしまったとしか考えようがないエンリコから『離婚宣言』を受けた親友のロベルタは正式に離婚調停にはいることになる

無力なイタリアのおばちゃんは、どれも、黙って見守ることしかできないのであるが。。。