かなりショックかもしれない。お気に入りの映画『イルマーレ』がリメイクされて、『イルマーレ(仮題)』として2006年秋に全国ロードショーとなるらしい。
- オリジナル作品
邦題:イルマーレ
原題:時越愛(シウォレ)
英題:A Love Story
公開:2000年9月9日(韓国)、2001年9月8日(日本)
出演:チョン・ジション、イ・ジョンジェ
- リメイク作品
邦題:イルマーレ(仮題)
原題:The Lake House
公開:2006年2月3日(米国)、2006年秋(日本・予定)
出演:キアヌ・リーヴス、サンドラ・ブロック
韓国ツインパック(1)
「イルマーレ/春の日は過ぎゆく」
DZ-200一瞬わ~いと喜んだのだが、ワーナーの近日公開予定作品リストを見て、唖然としました。だって、リメイク作品の原題からして、オリジナル作品のイメージをぶち壊すこと間違いなしだから。
オリジナル作品の邦題『イルマーレ』(Il Mare)は、イタリア語で海という意味(英語ならThe Sea)であり、作品のキーになっている海辺の家の名前。それに対して、リメイク作品の原題『The Lake House』は、湖畔の家じゃないか。水辺なら何でもいいのかよ!
海辺の家「イルマーレ」を引き払うJJ演じる主人公の女性が、次の住人に「イルマーレ」の郵便受けに手紙を入れておいた。しかし、その手紙が何故か2年前に届いてしまうことで物語が始まる。オリジナル作品は、そんな恋愛SFだ。ところが、リメイク作品(原題:The Lake House)では、「イルマーレ」が何故か湖畔にある(ようだ)。ストーリーはどうでもよくで、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの人気で客を呼ぼうというのだろうか。
リメイクで良くなる作品もあるとは思うけど、単にオリジナル作品をぶち壊すだけのリメイクだったら、幻滅ですよ…。
近日公開予定作品 - ワーナー・ブラザース映画