石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

七月・・・

2010-07-13 04:06:07 | 日記
 懐かれた野良猫が、相次いで横死(ジュニアは、車に撥ねられて死に、直助は喧嘩で死んだ)したのに、又候、野良猫に懐かれてしまった。
 寅吉は、まだ、幼い感じのする赤毛の野良猫で、毎朝、私が家の前の道路を箒で掃いていると、必ず箒に戯れ付いて掃除の邪魔をするのだ。

 はてさて、寅吉をどうしたものか。路上は、危険が一杯なのだ。


   『 七月は 十日ばかりで 路上に  転がる蝉を 数多見掛ける 』      石    兎

 
 本格的な暑い夏到来の沖縄ではあるが、今回の参議院議員選挙は、今一熱さに欠けていた。どの政党になっても変わらぬ現実に、苛立ちが募る。

 結局、普天間隠しなんて陰口の聞かれる菅総理の消費税10%発言のオン・ゴールで、民主党は大敗したのだ。
 菅総理は、続投の積りのようだが、政党のトップが、選挙の敗北の責任を取らないなんて有り得ない。識者の間では、総理大臣が短期間にころころ変わり、日本は世界の信頼を失っているから、菅総理は辞めるべきでは無いという議論も有るが、私は、それは、間違っていると思う。

 苟(イヤシク)も、日本は、民主主義の国家なのだ。民主主義の国家なら、どんな組織(政党・企業)のトップでも、失敗したら、責任を取るのが本筋だ。そうでなければ、最早、健全な民主主義の国家ではない。

 菅総理は、政党のトップとして、選挙に臨んで大敗(自らの不用意な発言の結果)したのだ。責任を取るのは、当然だ。


   『 七月の 祭り近付き エイサーの  稽古の熱気 いや増すばかり 』     石    兎