石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

腑に落ちない・・・

2010-10-08 01:44:05 | 日記
検察審査会は、どうも腑に落ちない・・・プロの法律家である検察官が、二度に渡って不起訴の結論を出しているのに、法律の素人である一般の国民が参加している検察審査会が、「起訴しろ」と言うのは、矢張り、どうも腑に落ちない。   逢魔が時・・・人は見間違える
検察審査会の存在理由は、司法制度の中に国民感覚を取り入れる事にあるそうだが。法律の素人である国民の感覚(私には、証拠の厳正な判断と言うより、あの人はやっているに違いないって言う感情論的判断が入っている様に映るんだ!)で起訴か不起訴かを決めるのであれば、最早、それは、魔女裁判と同じではないのか!声を大に   声を大にして言いたい・・・
私は、どうも法律の世界に・司法の世界に国民感覚を取り入れるのは、法治国家の根幹を犯す事に成ると思うのだが。大体、法律の素人の国民の、国民感覚なるもので裁判に掛けられる人の人権は、一体如何なっているのか・・・

  『  十月 暮れ易き事 今更に   長き散歩で 思い知る夕  』     
                                                石    兎

昔々・・・

2010-10-05 23:29:15 | 日記

                  美青年・・・(と~もちゃん!)

昨夜、昔々、たった一度だけ有った事のある人(当時、青年)が私の夢に出てきた。

その人は、全く、無言であったが、その異様な顔は、当時のままで有った。私は、夢の中で、その人の顔を見詰めたまま、心の内で(坊ちゃんだ。坊ちゃんだ)と呟いた。

何故、小学校の側の文房具店の息子が、中学生達に「坊ちゃん」と渾名で呼ばれていたかは、小学校の低学年で有った私には、全く解らなかったが。ある日、昼休みに、その文房具店に、揚げパン(何故か、文房具店なのに、揚げパンを売っていた・・・)を買いに行った時、私は「坊ちゃん」に会ったのだ。私は、私の回りには全くいない大和人顔(ヤマトゥンチュージィラ)の紅顔の美青年に、驚愕した。

今となっては、あの大和人顔のせいで、「坊ちゃん」と渾名されていたのか。中学生達が、漱石の「坊ちゃん」から取った渾名だったのか、定かではない。

          繋がる・・・?

それにしても数十年も経った今、何故私の夢の中に出てくる・・・。

人間の脳ミソは、刻み込んだ記憶を忘れる事は無く、ただ記憶している場所への神経回路が繋がらないだけで有るとか。私の神経回路は何故昨夜そこに繋がったのだろう・・・不思議だ!!

 

『  目覚めれば  寝違えて  首痛む朝   日々の不快が  首に表(アラワル)  』                                           石     兎                          


「話せば解る」・・・

2010-10-01 23:00:18 | 日記

盗っちゃダメ~!!

昔、「話せば解る」と言って、乱入して来た青年将校達を説得しようとしたが、「問答無用」と撃ち殺された首相がいた。

今日(コンニチ)、尖閣諸島問題で、中国の圧力・圧迫を受けている現状を、日本の政治家やオピニオン・リーダー達は、口を開けば、「話せば解る」式の事しか言わないが・・・彼等は、本当に尖閣諸島問題を話し合いで解決出来ると思っているのだろうか。

無論、私も、中国との話し合いを全面的に否定するものでは無いが。所詮、軍事力の後ろ盾の無い外交は、無力だ。日本は、中国で儲けたがっている拝金国家米国を、本当に同盟国として信じ切っていいのか。何時までも、「話せば中国も解って呉れるだろう」と言って中国を牽制出来るだけの軍事力を持つ事を躊躇(タメラ)っていると、私は日本の未来は、無い様な気がする。

世の中には・世界には、話しても解らない奴等や国家が厳然と存在するのだ。好い加減、日本人は平和ボケから目覚める時だ。

ヤルタ会談で、確か、スターリンだったと思うが、「これで、五十年の平和は、保証された」と言ったそうだが・・・もうあれから、五十年は過ぎ去っている。

 

        

 

  『  浦添や  何事も無く  秋祭り  』              石     兎