合田刑事第二幕
照柿→日本の伝統色、西日に照らされた熟した柿を思わせる色
合田刑事と幼馴染の野田、野田の女・美保子
ホステス殺人事件
電車飛び込み事故
画商殺人事件
野田と美保子の逃避行
じりじりと焼け付くような暑い毎日
眠れない8月の数日間を描いています
これは警察小説とかミステリーとかじゃぁないでしょう
人間の精神世界の奥深いところを抉り取った重い作品でした
現代の「罪と罰」
暑いし重いし苦しかった
けれどこの充実感
昔ドストエフスキーを読んだ後の感じに近いかもしれません
照柿→日本の伝統色、西日に照らされた熟した柿を思わせる色
合田刑事と幼馴染の野田、野田の女・美保子
ホステス殺人事件
電車飛び込み事故
画商殺人事件
野田と美保子の逃避行
じりじりと焼け付くような暑い毎日
眠れない8月の数日間を描いています
これは警察小説とかミステリーとかじゃぁないでしょう
人間の精神世界の奥深いところを抉り取った重い作品でした
現代の「罪と罰」
暑いし重いし苦しかった
けれどこの充実感
昔ドストエフスキーを読んだ後の感じに近いかもしれません
必要な部分なのでしょうが
さっきも読んだよねぇ、と思う箇所が多いですよね
登場人物の心理描写も繰り返されるし
繰り返されれば、自然、頭にインプットされるので読み進むのに楽にはなりますけどね
うーん、そうですねえ、確かにオープニングの工場の緻密過ぎる(!?)ほどの描写は、読んでて辛かった・・・
罪と罰はかなり意識してましたね。ラスコーリニコフを追い詰める刑事になぞらえていたりして。
暑かったでしょ?
村女王を続けて読むのはちと厳しいですよねぇ
(*^_^*)
でも
レディ・ジョーカーは比較的読みやすいかも?
人が少しずつ常軌を逸していく描写
凄すぎます。
人が人を殺めるのは、やはり普通の状態ではないのでしょう。
ラスト近く、雄一郎への事情聴取は、教会の告戒室での懺悔を感じさせました。
引き続き、高村薫氏の「レディ・ジョーカー」を読もうかと思ったのですが…
重い気分のまま続けちゃうと、凹みそうなので、毛色の違う本に取り掛かるつもりです(^m^)b
中井貴一さんぴったりですね
照柿
とにかく暑苦しかったです
^^;
でも読み応えありました!
この人の作品は将来「古典」と呼ばれるものになるのではないかしら
なんか高村薫氏は女性作家さんとは思えない男っぽい文章だった気がしてます。
映画の方では合田刑事を中井貴一さんが演じてて、風呂場でスニーカーを洗ってるシーンが印象的だったのと、精神異常者の犯人を演じた萩原聖人が不思議な怖さを感じさせてた気が…
本当は「マークスの山」から読み直した方が良いのだろうけど…。
今日、ブックオフで比較的綺麗な状態の「照柿」の文庫上下を見つけたので買っちゃいました(^m^)b
合田刑事、どうしても自分の中じゃ中井貴一とダブっちゃう~