原題 repeated
2014年 イギリス、アメリカ、フランス、スウェーデン
ニコール・キッドマン&コリン・ファース、それに最近気になるマーク・ストロングも出演しているので外れはなかろうと思い映画館まで足を運びました
朝、目覚めると前日以前の記憶が全て消えてしまっている女性・クリスティーン(ニコール・キッドマン)
隣に眠る見知らぬ男・ベン(コリン・ファース)は自分はクリスティーンの夫で、ここは自分たちの家だと伝えます
クリスティーンは交通事故に遭ったせいで脳に障がいが残り、記憶を保てないのだと説明し、自分たちの結婚写真を見せます
ベンが教鞭をとっている学校へ出勤してしばらくするとドクター・ナッシュ(マーク・ストロング)と名乗る男性から電話が入ります
自分はクリスティーンの治療に携わっており、治療の一環として映像記録をつけさせているのだが、ベンはクリスティーンの治療に反対の為、彼には内緒なのだとと言います
彼の言う通りクローゼットの奥にしまわれた箱に隠されたデジタルカメラには一日の出来事を語る自分の姿が録画されていました
これはマーク・ストロングが出演していた「記憶探偵と鍵のかかった少女」同様
少しでも何か書けばネタバレになってしまいそうなのでここまでにしておきます
-書きたいのですけど-
記憶が残らない恐怖をニコール・キッドマンが見事な感情表現で見せてくれていました
コリン・ファースもマーク・ストロングも一切の感情を抑えての演技
安心して見ていられる俳優陣なので最後までついていけたかと思います
全国的にみると上映館が少ないですね
どうしてでしょう?
映画そのものの出来がアレかな?
出来が悪いのは、せっかくの映画をうまく拡げられないプロモです(笑)
ベンの正体が判るまでは面白かったのですが、それ以降の大事な締めくくりは、「ふ~ん、そうなの」となってしまいました。
大好きなニコール・キッドマンだけは良しとしますが。
プロモ、ナルホド。
記憶が残らないというのは体験者にしかわからない恐怖ですよね。自分だったらベン、ドクター、クレアの中でどうにかなってしまいそうです。