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宮部みゆき「荒神」

2017年09月01日 | ま行の作家

 

新潮文庫
2017年 7月 発行
解説・樋口真嗣
674頁

 

 

時は元禄
東北の小藩の山村が一夜にして壊滅
隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災
太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人々
その人間が生み出した「悪」に対し民草(常民)はいかに立ち向かうのか

 

単行本の評価が様々だったので暫し様子を見ていました
9月にNHKでドラマ放送があることを知り、その前に読んでおいたほうが良いかも、と思っていたところ、文庫本が出て即購入

 

第二章までで解説を読みました
解説ってこんなのもアリなんだ
そういう作品なんだ
とわかったら納得

それまでは突っ込みまくりだったのがスイスイと読めて
面白かった~~~で読了

 

面白かったけれど、自分が宮部さんに期待するものとは若干の違いが…

 

 


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