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おうち映画(海外)を5本

2019年05月03日 | 映画(海外)

 

 

「ハットンガーデン・ジョブ」
原題 THE HATTON GARDEN JOB
2017年 イギリス
【ムービープラス】

2015年4月にイギリスの宝飾店街ハットンガーデンで実際に起きた、平均年齢60歳以上の犯人たちによる強盗事件を映画化 

昔ながらの流儀にこだわりが強く、口は悪いが腕だけは確かなベテラン揃い
用意周到に計画と立てて実行に移しますが、犯行中に“年齢ならでは”の思わぬアクシデントが発生
果たして宝石強奪に成功するのでしょうか 

老人たち(フィル・ダニエルズ、デヴィッド・コールダーら)が張り切る姿は観ていて楽しかったですが、全体にメリハリが少ないのと、強盗犯にしては詰めが甘くて面白みに欠けました
主犯(マシュー・グード)だけが捕まらなかったのは仲間に本名を知らせていなかったから、との事
そんなのあり?
老人たちはお人好しでした…

 

 

 

 

「理想の結婚」
原題 AN IDEAL HUSBAND
1999年 イギリス
【シネフィルWOWOW】 

1895年、ロンドン、華やかな上流社会
独身生活を謳歌するアーサー卿(ルパート・エヴェレット)は、親友・ロバート(ジェレミー・ノーサム)の妹・メイベル(ミニー・ドライヴァー)との結婚に踏み切れない優柔不断男
ある日、かつてのアーサーの婚約者で今はウィーン社交界の華となったチーヴリー夫人(ジュリアン・ムーア)がロンドンに戻ってきます
ロバート夫妻が催すパーティでチーヴリー夫人はロバートに接近
過去の秘密をネタに彼を脅し、自分が投資している計画を議会で通させるためでした 

淑女=ロバート夫人(ケイト・ブランシェット)
賢女=メイベル(ミニー・ドライヴァー)
悪女=チーヴリー夫人(ジュリアン・ムーア)

3人の女性と2人の男性が火花を散らす人間模様をユーモラスに描きます 

『女が男を理想化することが、男を破滅に導く』
ナルホドね
結構面白かったです

ケイト・ブランシェットの美しさとウェストの細さに目を奪われました!

 

 

 

 

「ぼくのエリ 200歳の少女」
原題 LAT DEN RATTE KOMMA IN
2008年 スウェーデン
【スターチャンネル BS10】 

ストックホルム近郊の小さな町で母と二人で暮らす孤独な少年・オスカーが、隣に引っ越してきた永遠に歳をとらないバンパイアの少女・エリと恋に落ち、その現実を受容れていく物語

血を欲するバンパイアということで人を襲うシーンはありますが、割と控え目
極寒の夜、屋外で静かに語り合うオスカーとエリの姿は美しくさえ感じられました 

ラスト
オスカーが選択した道はあまりにも厳しいものでした
それほど彼の孤独は強かったのでしょうか
しかし、町を出る列車の中で、エリが隠れている大きなスーツケースにモールス信号を送るオスカーは幸せに満ち足りたような表情を見せるのでした

 

 

 

 

「ロバと王女」
原題 PEAU D’ANE
英題 DONKEY SKIN
1970年 フランス
【スターチャンネル BS10】 

原作は、娘である王女との結婚を望んだ王の物語であるシャルル・ペローの童話「ロバの皮」
残酷だし、インモラルな要素も多分にあって、どうかな?と思わせる内容です
童話って大方そんなものですけどね 

この映画
中学生の時、友人と「ある愛の詩」を観に行った時に2本立てで同時上映されていたもので、「ある愛の詩」より本作の主役、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさにすっかり魅了されて帰宅したのでした
あれから50年近くが過ぎ、ようやくもう一度観ることができて幸せ~(*^。^*)
その時の友人に確認したら、彼女にはオマケの映画だったけれど、私が何やら熱く語っていたことは覚えているそうです(笑)

 

 

 

 

「ブリッジ・オブ・スパイ」
原題 BRIDGE OF SPIES
2015年 アメリカ、ドイツ、インド
【シネフィルWOWOW】 

1950~60年代の東西冷戦下で実際に起きたソ連によるアメリカ偵察機追撃事件の舞台裏に迫ります
弁護士、ジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)はソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベル(マーク・ライランス)の弁護を依頼されます
敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと祖国への忠義を貫くアベル
2人の間には次第に互いへの理解や尊敬の念が芽生えていくのでした
懲役30年の刑が確定してから5年、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットが捉えられる事態が発生
両国はアベルとパイロットの人質交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられます 

人質交換の辺りからは見どころ満載で目が離せませんでした
無事、仕事を終えて帰国したドノバンが車窓から見るフェンスを飛び越えて遊ぶ子供たちの映像が秀逸
ドノバンがベルリンの壁で見た、亡命者の銃殺シーンと重なります 

エンドロールでドノバンのその後の活躍が紹介されます
かなり優秀な弁護士だったようですね

 

 


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