訳・柴田元幸
白水ブックス
2002年8月発行
幻想の航海、盤上ゲーム、魔術、博物館
『不思議の国のアリス』や『千夜一夜物語』を下敷きに、あるいはポーに敬意を表しつつ想像力の赴くままに幻想と現実のモザイク模様に紡ぎだされた表題作を含む10の物語
「シンドバッド第八の航海」「ロバート・ヘレンディーンの発明」「アリスは、落ちながら」「青いカーテンの向こうで」「探偵ゲーム」「セピア色の絵葉書」「バーナム博物館」「クラシック・コミックス #1」「雨」「幻影師、アイゼンハイム」
1編1編が、幾重にも重なっていて常に増改築が行われているため誰もその全体図がわからないらしい「バーナム博物館」という博物館の展示物のようです
暫し、幻想の世界を旅させてくれる1冊でした
最後に収録されている「幻影師、アイゼンハイム」は映画化されているようです
探しましょう♪
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