角川書店
2018年12月 初版発行
285頁
水曜日の出来事を綴った手紙を送ると、見知らぬ誰かの日常が記された手紙が届くという「水曜日郵便局」
主婦の直美は職場や義父母との関係で抱えたストレスを日記に吐き出すだけの毎日を変えたいと、理想の自分になりきって手紙を出します
一方、絵本作家になる夢を諦めて人生に迷っていた洋輝も、婚約者の薦めで水曜日の手紙を書くことに
不思議な縁で交差した2人の手紙は、関わる人々の未来を変えていきます
水曜日郵便局の局員の人生も絡めた優しい物語でした
モデルになったのは宮城県東松島市にあった鮫ケ浦水曜日郵便局
2018年12月に閉局とのことです
https://samegaura-wed-post.p3.org/
実際に水曜日の手紙で救われたり励まされたりした人は多かったことでしょう
「水曜日の手紙」
自分だったら何を書くでしょう
どんな日々を過ごしているか、今日一日はどうだったかを振り返る良いきっかけになるかもしれません
本書もチラッとリンクあり
虹の岬の喫茶店とキリコの昭和堂ときらきら眼鏡の主人公でした♪
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