太田出版
2017年7月 第1刷発行
254頁
自分は親から呪いをかけられている
もやはお祓いをするしかない
還暦を超えてさらに危機を迎えた精神科医は、親が遺した実家マンションのリノベーションにとりかかります
エッセイのような「私小説」です
テーマは母親からの呪縛と母親への愛
精神科医が患者を前にした本音には少々驚きました
お医者様も人間ですから、確かに、ですけどね
鬱屈精神科医・春日武彦氏の人生の一部を垣間見た、そんな小説
期待したほどではありませんでしたが面白かったです
ネットでリノベーションされた部屋を見ることができます
作中通りの素敵なお部屋で、ホント羨ましい!
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