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アンソロジー「惜」

2022年02月22日 | アンソロジー
ポプラ社百年文庫97
2011年10月 第1刷発行
128頁

宇野浩二「枯木のある風景」
大雪の積もった朝、写生旅行に出た洋画家・島木は、ただならぬ画境の深まりを見せる旧友のことが頭から離れません
そこに旧友が死んだとの電報が届きます

松永延造「ラ氏の笛」
月影の夜、病んだ友人は横笛を鳴らします
横浜外国人居留地で「私」が看取ったインド人との思い出

洲之内徹「赤まんま忌」
5年前、交通事故で世を去った三男のあどけない顔が今も目に浮かぶ―――
19年の短い生涯に手向けられた父の心

敬愛と慈しみにみちたそれぞれの惜別
深い余韻を残す3編でした

    


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