「5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生~」
原題 MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN
英題 MY BLIND DATE WITH KIFE
2017年 ドイツ
【BS10 スターチャンネル】
スリランカ人の父とドイツ人の母の間に生れた青年・サリヤ(コスティア・ウルマン)が先天性の病気で視力の95%を失うも一流ホテルマンになる夢に挑むヒューマンドラマ
実話に基づきます
奮闘するサリヤのひたむきさ、母や姉、同僚のマックスらの温かさに上手く行き過ぎな感じもしましたが、それは実在の人物の物語だからでしょうか
父親だけは逃げ出したけれど…
冒頭でサリヤが語るブッダの言葉
『人間にとって幸福なことは幸福な道を歩む事ではない、その道自体が幸福なのだ』
これがラストに繋がります
サリヤが夢を叶えるために歩んできた道自体が幸福であり、周囲の人たちとの交流を通して、改めて本当の自分と人生を受容れ辿りついた境地なのでした
コスティア・ウルマンは純粋で真面目な青年役がぴったりでした
「SF/ボディ・スナッチャー」
原題 INVASION OF THE BODY SNATCHERS
1978年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】
原作 ジャック・フィニー「盗まれた街」
1956年製作「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」のリメイク
1956年作品の方が良かったです
主人公の部屋の壁に貼られている日本語で「地球の友」と書かれた掲示物、何ですか?
最初から最後まで、おふざけはいい加減にしてください、って感じ
人面犬は気持ち悪かった…
「クリミナル 2人の記憶を持つ男」
原題 CRIMINAL
2016年 イギリス、アメリカ
【シネフィルWOWOW】
殺されたCIAエージェント、ビリー(ライアン・レイノルズ)の記憶を脳に移植された極悪囚人、ジェリコ(ケビン・コスナー)がテロリストとの戦いに挑む姿を描いたスパイアクション
良い人のイメージが強いケビン・コスナーが野蛮極まりない悪人とCIAエージェントという真逆の人格に苦悩しながらも大活躍
でも、面白かったのはジェリコが街で好き放題暴れ回る冒頭と、テロリストを死に追いやる“奇策”くらいでしょうか
ラスト、善い人になった(らしい)ジェリコが優しい表情でビリーの妻と娘と共に砂浜に立っています
見事に職務を果たしたとはいえ、元々は極悪人だったジェリコにそんな穏やかな時がきても良いのかしら
得心が行きませんでした
「ニック・オブ・タイム」
原題 NICK OF TIME
1995年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】
妻の葬儀を終え、娘を連れて駅に降り立った税理士、ワトソン(ジョニー・デップ)が警官を名乗る男女(クリストファー・ウォーケン&ローマ・マーフィア)に娘を人質にされ、時間内に州知事の暗殺を命じられます
面白いところもありましたが全般に2時間サスペンスドラマを観ているようでした
何故、暗殺者にワトソンが選ばれたのか?
説明もないし動機も弱い
そもそも俄仕立ての暗殺者が首尾よく仕事をこなせるわけないでしょう?
ジョニー・デップとクリストファー・ウォーケンが出ているので最後まで観ましたが☆x1ですねぇ
「シンクロナイズドモンスター」
原題 COLOSSAL
2016年 カナダ
【BS10 スターチャンネル】
職を失い、毎晩のように酒に酔って帰宅
同棲中の彼氏に追い出され仕方なく故郷の田舎町に帰ったグロリア(アン・ハサウェイ)は幼馴染の経営する店の手伝いをしながら暮らしています
一方、韓国の首都ソウルでは突然大怪獣が現れ街は大混乱に陥ります
ふとしたことから、大怪獣の動きが自分とシンクロしていること、自分が午前8時過ぎに公園の敷地に入るとソウルに大怪獣が出現することを発見したグロリア
少しずつ少女時代の記憶がよみがえってくるのでした
これも何だかな~でした
大怪獣が現れるというのにいつも通りに生活していて右往左往するソウル市民は変でしょう?
設定は面白いと思うのですが、う~~~む
アン・ハサウェイの劣化が気になる…
今回は4/5本、イマイチでした
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