「葬式の名人」
2019年
【チャンネルNECO】
川端康成が幼児期から旧制茨木中学校(現・府立茨木高等学校)を卒業するまで暮らした大阪府茨木市が市制70周年記念事業として全面協力し、少年時代を元にした「十六歳の日記」をはじめとする様々な川端作品群をモチーフに描いた青春群像ファンタジー
木造アパートで小学生の息子と2人で暮らすシングルマザーの雪子(前田敦子)
高校時代の同級生の訃報が届いた雪子は通夜の席に足を運びます
卒業から10年、久しぶりに顔を合わせた雪子と同級生たちが参列した通夜は奇想天外なものでした
同級生の一人に高良健吾さんということで観てみました
前半の、故人を偲ぶ集まり、は良かったのですが、後半の彼岸と此岸の境目が曖昧なファンタジー展開についていけず、面白くなくなり1.5倍速での鑑賞に
素材となった川端作品を読んでいれば理解できたのかな
前田さんと高良さん2人をもってしても脚本がこれでは仕方ないですかねぇ
僧侶役が栗塚旭さんに驚きました!
時々、人の好いお年寄り役でお顔を拝見しますけど、まだまだ頑張って欲しいです
「アーク ARC」
2021年
【Netflix】
原作 ケン・リュウ「円弧(アーク)」
テーマは不老不死
遠くない未来
生まれたばかりの息子を置いて、放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)
最愛の人を亡くした人のために遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術する「ボディワークス」という仕事に就きます
経営者のエマ(寺島しのぶ)の弟で天才科学者の天音(岡田将生)はボディワークスの技術を発展させた不老不死の研究を進めていました
30歳になったリナは天音とともに不老不死の処置を受け、人類史上初の永遠の命を得た女性となり、天音と買った島で暮らし始めます
前半と後半で大きく変わる内容に戸惑いましたがこれはSFなのだと言い聞かせて
30歳の姿のままのリナの前に現れた老夫婦(小林薫、風吹ジュン)
男性の正体は想像がつきます
ここからはヒューマンドラマの色が濃くなってきます
小林さんと風吹さん、芳根さんあってのものでした
人間に不老不死は必要でしょうか?
自分はピンピンコロリを望むけれど無理かしらん
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