朝日新聞出版
2021年10月 第1刷発行
387頁
中学校の国語教師・檀は、ある条件下で他人の明日が少しだけ見える特殊能力=先行上映を持っています
彼は女生徒から奇妙なコンビが暴れ回る自作小説を渡され感想を求められます
小説内の2人組「ネコジゴハンター」とは何者か?
さらに、男子生徒の些細な校則違反をきっかけに思わぬ出来事に巻き込まれていきます
個性の強いキャラと洒落た台詞
登場人物たちの軽妙なやりとりがラストでピタッと嵌る爽快感は第一期伊坂作品を思わせ、久しぶりに期待通りの小説を読ませてもらえました
でも、痛快!というほどではありませんでした
タイトルになっているペッパーズ・ゴースト
本来は別の場所に存在しているにもかかわらず、トリックを使い、観客の前にいるように見える人物のこと、だそうです
アメリカを舞台に、ハリウッド制作で映像化したら面白そうです
結構、映画化されてるものが多いですよね。
この本はまだ読んだことありません。
メモしておきますね。
多分、全て観ています。
でも最新作のハリウッド版のは興味が湧きませんねぇ。案の定、厳しいレビューが多いようで…。
本書は比較的読みやすいかな。
今朝、埼玉で猫の死骸云々のニュースを見て、ネコジゴハンターがいれば良いのに、なぁんて思いました。
ちょっとネタバレでした<m(__)m>
確かに映画化したら面白そう。
先日、他の本のブラピ主演の映画化作品見たけど・・・・
あんまりノレなかったので。本作でリベンジしたい気分です。
そのうち観れれば良いかな、なんて思っています。
本作も残酷シーンが多いけど「アヒルと鴨~」みたく上手く映画にして欲しいです。