スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

シンガポール最終日。

2012-06-17 02:50:40 | Weblog
注意:記事の順番が逆になってしまったので、
二つ前の記事(シンガポール第1日目)から順に、お読みください


シンガポール最終日。
動物園に行ってきました。
ここの動物園のナイトサファリは有名だけど、やはり昼間の方が
動物がよく見えるらしい


こんな風に柵がないエリアもあって、サルが人間を怖がる様子もなく、
通路にいたりする。



そして子供達が楽しみにしていた、象さんとのお散歩。
ところが、乗るお金がない
カードはダメだと言う。

お金自体がないという意味でなく、持ち合わせの現地通貨がないため、
キャッシュがないという意味。

残りの現地のお金を使ったら、帰りのタクシーで、カードが使えないと、
ホテルまで帰れなくなってしまう。
絶対に残しておかなくては・・・

なのに、子供達ときたら、私に罵声を浴びせる。
「ママ、一体どこまでケチなの何で乗らせてくれないの
「ママがこんなひどい人間だなんて思わなかった。」
泣き叫びながら、私に訴えてくる

「そこまで言うなら、いいわよ!
もし、帰りタクシーでカード使えなかったら、日本に帰れないんだから!
覚悟して象に乗りなさい!いいわね!」とタンカを切る。

その時の写真がコチラ・・



笑顔で手を振っているが、心の中は、はらわたが煮えくり返っていた。

しかし、タクシーもカードが使えて、
時間までに何とかホテルに到着。
ゆっくり夕食をとる時間がない。

どうせ、機内食が出るんだから・・・
わずかなあまり金で、パンを買い、みんなで分けあって食べる。
ひもじいが、仕方がない。

そして、バスに乗り込み、飛行場に向かう。
ついに、あまりに忙しすぎて、お土産一つ買う時間がなかった。
仕方がないので、ありきたりだが、免税店でマーライオンのチョコを買う。

家に帰ると、日の当たる車のトランクに入っていたので、
見るも無残な姿に、ドロドロに溶けていた

ということで、ホームクラスの皆様、並びに関係者の皆様。
大変申し訳ありませんが、お土産はありません。
代わりにマカデミアンナッツのチョコをお持ちするかもしれませんが、
笑わないでください。



シンガポール二日目。

2012-06-17 01:09:53 | Weblog
今日は朝から、ユニバーサルスタジオへ



日本やロスのスタジオには行ったことがあるけど、
こんなにもガラ空きなのは、はじめて!

お陰様で、今年出来たばかりの新アトラクション、
トランスフォーマーに、2回も乗れちゃいました。
これ、絶対おススメです!3Dを駆使して作られた、
最新技術の乗り物です!
(いつか、UFJに出来た時には、乗ってみてくださいね)

思いのほか、どのアトラクションも期待以上のもので、
ディズニーランドより楽しかったです。

ところで、ここでもやはり、インド人の多さにびっくり
そして昨日から、どの観光地に行っても日本語のパンフレットもなく、
看板もほとんどない。
お土産物屋で、片言な日本語で「いらっしゃい、いらっしゃい」などと
言われることもなければ、メジャーなレストランでも
日本語メニューもない。
20年前に観光で来た時とは、大違い

つまり、観光客の対象から、日本人が外れてしまったような・・
不景気でお金がないから、誰からも相手にされなくなった?
なんか、寂しい気がする・・・

そして、夕方からはホテルに戻り、
表彰パーティー

このパーティー、実に豪華です。
フルコースのディナーに、アトラクションには毎回、芸能人がやってきます。
招待客全員で650名!
1億5千万円かけた社内旅行をやる位ですから、
パーティーにも力が入っています。
(そんなお金あるんなら、ボーナス出してくれ~

しかし、それはさておき、二日目ともなると、家族全員もうヘトヘト・・
子供はやれ、「疲れた」「お腹すいた」だの騒ぎ出し、
主人は10分おきに、喫煙スペースを探し、待たされるばかりで、
予定通りことが運ばない。

おかげで、日本で調べたレストランにも、
足を運ぶ時間的余裕が、無くなってしまった。
(食べるしか楽しみないんだから、私は!)

おまけにカジノのあるホテルだから、楽しみにしていた
ホテルの巨大ショッピングモールも敷居が高すぎて、
どこも入れないお店ばかり・・
これなら、イトーヨーカ堂で買い物している方がよっぽど楽しい

そして極め付けは、このうだるような暑さ・・
いつもの様に、段々と腹がたってきた

喫煙スペースで一服している主人に、思わず一言・・

「あのさ~、日本と違って一箱、タバコ千円もするのよ~。
 よく考えて吸ったら~」
「細かい金のことで、ケチケチ言うんじゃないよ」と夫。
「細かいお金の稼ぎしかないんだから、しょうがないじゃない
「バカ!会社の人が聞いていたらどうすんだよ!」と夫。

また、いつものケンカが始まった
一応、周りに会社関係の人がいないかは、チェック済。

ところが、エレベーターの横から、
「何事か?」という目で見ている、パパイヤ鈴木に似た現地人が
いたのにまでは、目に入らなかった。

一瞬、どきっとしたが、主人が言う通り、
壁に耳あり、クロードチアリで(古いギャグ)、
万が一、上役の耳にでも入り、地方に飛ばされても困るので、
ここはとりあえず、小休止



いよいよ、パーティの始まり
長~い取締役の挨拶が果てしなく続く。
皆、我慢強く話を聞いている。
同じテーブルには、私の元上司とその奥様。
気~使うわ~

「えっ?スぺシャルゲストのビデオレター?」
我が社のCMでお馴染みの本木雅弘と、そして榮倉奈々ちゃんからの
お祝メッセージ
豪華だわ~。

長~い表彰式も終わり、ディナーをとりながら
いよいよお楽しみのアトラクション

子供達が、舞台の最前列で見たいと言うので、
仕方なく前に移動。
すると出てきたのは・・・・

パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ

さっき私達のバトルを見ていたのは「パパイヤ鈴木によく似た現地人」
ではなく、「パパイヤ鈴木本人」であったことに気がつく。

さらに・・・
後ろのおやじダンサーズとやら、よく見ると見覚えのある人が・・
そう、まぎれもなく昨日、プールサイドで私の横にいたあのおじさん!

少女時代の歌に合わせて、華麗なステップを踏んで踊っているではないか・・

ヤバい・・早く自分の席に戻りたかったが、
会場はノリノリで、総立ち。

「皆さん!ご一緒に~」とパラパラの振りつけで、
全員盛り上がって踊っている。

「そこの奥さん!恥ずかしがっていないで踊りませんか?
溜まりに溜まった、ストレス多いに吐きだしましょう!」
パパイヤ鈴木の目線は、まぎれもなく私だった

やはり、先ほどの夫婦喧嘩をしっかりと見ていたのだ

もうこうなったら、踊るしかない。
腹をくくって、パラパラを踊る私

長~い二日目が終わった。