スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

想定外の夏

2014-09-03 23:18:49 | Weblog
先日、娘の進学塾の個別面接に呼ばれた。
夏休み最後のまとめテストを返却され、腰が抜けた

あんなに頑張って毎日通って、この点数
しかも30万近い夏期講習代をとられて、いえお支払して・・・

先生は「平均点より10点程低いですが、大丈夫です。こんなもんです。
今年の他の生徒は、思いのほか、頭が良くて・・・」と。

「でも、50点満点でも気絶しそうな点数なのに、100点満点ですよね?」
何度も聞き返す私

「ええ、そうです。去年の生徒もこんな点数でも、全員合格してますし・・
偏差値65以上の試験問題ですから、3割できていたら合格点です」

なら、せめて偏差値45位の模擬テストにしてくれ~

そう言いたい

想定外の点数に、1週間ほど落ち込んでいた私

しかし、「想定外」って悪いことばかりじゃない。
7月にあった息子のサッカーの試合のMVPも、まさしくサプライズだが、
今日、娘が水泳でクラス対抗のリレーのスイマーに選ばれたという。

これまた「想定外」

だって、ウチの娘、この夏の水泳教室、1回も参加していません。
それどころか、体育の授業でもプールは勝手に見学して、欠席しているのになぜ?
おまけに、スイミングスクールに長いこと通って、クロールを習得するだけで1年半・・・
いつも検定試験に落ちて、周りの友達に先を越されていたのに・・

嬉しいというよりも「納得いかない」というのが本音。
誰か違う生徒と間違えてはいないのかしら?

そして一番の「想定外」

夏休み期間、あれほど宿題をやらず、朝から晩まで遊びほうけていた息子。
先日、全国小学生学力テストで100点満点をとってきました
(あっ、自慢に聞こえたらごめんなさい!!そうです。自慢です
なんせ、この先もありえないことなので・・・)

学年保護者会で「この学年の平均点が全国的にとてもレベルが高く、
学年で2~3人、満点がいました。これは滅多にありません」と言われ、
「ど~せ、うちには関係ない話題だし~」とあくびをしながら聞いていたら、
何とその満点は、我息子でした。

最初、10点の点数に0をひとつ自分で付け加えたのかと、
「磯野カツオ」のありがちな悪戯を思い浮かべた私。

まさか、出来心でつい、隣の席の「できすぎ君」の答案を見てしまった
さすがのわが息子「のび太」もそこまではしないでしょう・・・

じゃあ、どうして?
どうやら普通に試験を受けた結果らしい。
信じられないわ~。

でも正直、もろ手をあげて喜べません
なんせ、小2の時も学研の全国模試で、算数が満点で、
全国1位をとったことがあるのですが・・・

もう、その時は狂気乱舞
親戚にまで電話をかけて報告したり、「将来、東大を目指すか?」なんて
家族で大騒ぎして、喜んでいたのに、翌日の学校の算数のテストで、
みごと0点をとって帰ってきました。
しかも九九の掛け算の1の段・・・

ですから、今回も一応は子供には、褒めましたが、
どうも考えても「まぐれ」としか思えません。

ところで、いつもなら「○○君、100点!」と先生もみんなの前で、
褒めてくれたりするのですが、
全国テストでは、個人情報流出となるため、公表はされないみたい。

「自慢したいなら、教室の真ん中に、わざと答案を落としておきなさい」と
冗談で息子に言ったりしたのだが、
昔から何をやっても、日の目を見ない息子には、
やはりどんなミラクルがおきても、スポットライトには当たらないようだ。

人生は何がおきるかわからないもの。

今年のわが家の夏は、良しにつけ、悪しきにつけ
「想定外の夏」となりました

追伸、今日持って帰ってきた息子のテストの点数、
いつもの磯野カツオの点数に戻ってました。
やはり、100点は「まぼろし」だったようです(笑)