いよいよ8月突入!
早くも夏バテ気味の私ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ところで先日、子供が通う小学校、私の母校でもある小学校で、
スクラップブッキング教室の講師をさせて頂きました。
小学1年~2年のクラス、1時間。
3年~4年のクラス、1時間。
合計50名の生徒さんが、参加して下さいました。
お手伝い頂いたPTAのお母様たちや、校長先生、副校長先生、
本当に有難うございました(と、ここでお礼を書いても、ご覧になってはいないでしょうけど・・)
とにかく、小学生のお子さんの教室は、本当に久し振りで、
果たして1年生のお子さんが、どの程度のことが短時間で出来るものだろうか・・
3.4年生の男の子たちが、おとなしく座って作業して貰えるのだろうか・・
普段の大人の生徒さんと違って、「スクラップブッキング?なんじゃそれ?」と思っている子が、
おそらく100%の中、どうやって作品を作ればよいのやら・・
ということで、あらかじめ80%近く、出来上がった状態のものに、
パンチで抜いてもらい、ペタペタ貼るだけ。
あと、リボンを好きな色のミストで着色してもらい、リングに結ぶだけ。
主な作業工程はそれだけに的を絞りました。
大人の手では10分もかからないこの工程。
こんなんでは、時間を持て余してしまうのでは・・・
その心配は無用でした。
思った通り、前の時間プール検定で10分以上の遅刻。
のりやハサミを忘れてくる子が多いのなんの。
それどころか、説明を聞かないで、わけのわからに場所に、ペーパー貼りつけちゃうわ・・
ボンド、べったべたにつけて、そこら中、なしりつけるわ・・・
でも、大丈夫。わが子の比べたら、可愛いもんです。
この程度の作業量と、時間配分の読みは、計算通りでした。
みんな、すっごく真剣に私の話を聞いてくれて、
楽しそうに作業をしてくれて、感激~
仲良くワイワイと良い雰囲気の中、
クラスができ、本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。
最後に一番嬉しかった言葉・・・
「このアルバム、夏休みの写真以外でもいいんですか?」
「飾りは家に帰って、自分の好きなものを付けてもいいんですか?」
「見本と違う場所にペーパー、貼りたかったんで、貼っちゃいましたけど、いいですか?」
などなど・・・
これは「作って終わり」ではなく、写真や飾り付けを貼ることを
楽しみにしてもらえてるということ。
自分のアイディアを作品に、取り入れようとしてくれていること。
こんな嬉しい言葉はありません。
SBに対して、前向きな姿勢を見せてくれたことに、とても感激
正直、限られた予算内で、出来るだけ華やかな作品を作って、
「うわ~っ!」て喜んで貰いたい。
そのことばかりを考えていた私でした。
でも、見本通りではなく、用意されたものを、自由に創造性を膨らませて、
オリジナリティ溢れるものに作ってくれていることに、
真の「スクラップブッキング」の姿を見ることが出来ました。
良い意味で期待を裏切ってもらえたことに、
新たな発見が見出せて、大変勉強になりました。
完成した作品は、のりでベタベタであろうが、
たとえ思い描いていたものと違った完成の姿であろうとも、
おかまいなし。
自分の作品を嬉しそうに、手で持って帰る後ろ姿に、
思わず涙がこぼれそうになるくらい、うるうるきちゃいました
また、いつか機会があったら、子供達のクラスが出来るといいなあ・・・