スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

DIYメモリージャーコンテスト優秀賞頂きました!

2015-11-08 19:33:12 | Weblog
メモリープレイス13周年記念 DIYメモリージャーコンテスト(シングルジャー部門)で優秀賞を頂戴致しました

パリの旅行の思い出をジャーに詰めて、
クラシカルなピアノをイメージして作った作品です。



正面から見るとジャーの丸い口の部分しか見えず、
せっかくのジャーのインパクトが欠けてしまうのでは・・・
そう思われる方も多いと思います。
コンテストの審査の目から見ると、不利であることは、重々承知な上、
自分の本能の赴くままに作ってみました。



真横から見るとこんな感じ・・・
あえてジャーを斜めに傾け、一番美しく見える傾斜の角度に固定しました。
どちらかというと、真正面から見るよりも、斜めから見ると美しく見えるフォルムの作品です。

ジャーの中身は・・



パリオペラ座のバレエの公演チケット、セーヌ河沿いの露店で買った使わなくなったピアス、
などなど・・・



筒の中のフィルムを引っ張ると、写真が貼られたネガフィルムが出てきます。

メモリージャーコンテストなので、ジャーの中の「思い出の品」に力を注ぐべきだったと反省・・
ジャーの中身が今ひとつ、インパクトに欠けていたと我ながら感じます。

そして、英字辞書のページとシームバインディングのリボンを上手く取り入れるのが、
条件なのですが、リボンの使い方も英字辞書のページの使い方も
その良さを何も表現できていないと、またまた反省・・・

ある意味、自分の作りたいように作った「一人よがりの作品」ではありますが、
私自身は「出来栄えがどうか」なんかより、とても気にいっている作品ではあります

なぜなら、20年前にパリに一人旅した時の微かな記憶をたどりながら、
私なりのパリのイメージを描くことが出来たと思っているからです。

モンマルトルの雨に濡れた石畳に響く靴音。

古びた「ショパンホテル」の地下に置かれた壊れたピアノ。

華やかな旅先の目にした思い出ではなく、
あえて誰も気にも止めない「静かに心に響いたもの」を
イメージしてみました。

もうこうなると、コンテストの作品というよりは
完全なる「自己満足作品」でしかありません(笑)

ですから、全く期待していなかった「優秀賞」が頂戴出来たこと、
正直言って、驚きました。
審査して票を入れてくださった方が、
少しでも私の作品の「何か」を感じとってくださったことに、深く感謝しております。

あっ、ちなみに素晴らしい入賞作品はコチラです。
見ていて、心が豊かになる素晴らしい作品ばかりですよ~。








コメント
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