スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

恐怖のBB弾

2014-08-11 11:44:24 | Weblog
主人が息子のお土産に物騒な物を買ってきた。
BB弾の鉄砲。
このてのモノは、必ず公園などに持っていき、怪我のトラブルになりかねるので、
母親としては大反対!

しかし、男にはいくつになっても、この手の危険なモノには
たまらない魅力があるようだ

見ていておもしろいのは、このBB弾の的。
遠くから撃っても、磁石のように、ぴたっとくっつく。

「わ~!おもしろそう!ママにもやらせて~!」と思わず言いたくなったが、
散々、文句を言っておいて、そんなこと今さら口に出来ない。

そして、翌日。
案の定、あれだけ注意したにもかかわらず、息子はこの銃を持って、
友達と遊びに行き、夕方帰って来た。
私が怒りまくると、息子は「サッカーに夢中で、銃では遊ばなかった」と言うが、
本当だかどうだか・・・

すると・・・
引き金が下りない・・・

そばにいた主人が
「もう。壊したのか!」と激怒!

確か前の晩の夜中、主人が焼酎片手に、
銃声を響かせて、子供の様に遊んでいるのを見た。
でも、主人は子供のせいだと思っている。

何度かブログにも書かせていただいたが、うちの主人はかなりのコワモテ。
会社では部下のクレーム同行したところ、先方から本社宛に
「お宅の会社は、そのスジの人を同伴させるのか?」と
勘違いされ、社長に呼び出されたこともある。

子供が幼稚園の時、公園でお友達を肩車したりしていたら、危うくママ友に
「不審者がいる」と通報されそうになったこともある。

そんなコワモテのパパの顔は毎日見ていても、
やはり息子も恐怖心が拭いきれず、わんわんと泣き始めた。

よせばいいのに、主人はドライバーを持って来て、
銃を分解し始めるではないか!
テレビとDVDの配線でさえ、まともに繋げない男が、
何をしでかすのか・・・ハラハラ、ドキドキ。

予想通りの結果となった。
引き金だけではなく、BB弾の玉さえ出なくなってしまった。

「ちきしょう!こんな不良品の「はじき」売りつけやがって

うわ~、ホンマもんや~
長年連れ添った妻の私でさえ、コワくて声をかけられない。

「とりあえず、すぐに「壊れた」って購入先に行けば?
修理してもらえばいいんじゃないの?」

と恐る恐る口にするやいなや、主人は「はじき」片手に息子に
「おい!ついてこい!」と引っ張って行った。
私は急いで、空箱や箱に入っていた説明書など息子に手渡した。

夜の10時。くれぐれもスピード違反などして、警察に捕まらないことを祈った。
違反きっぷを切られるよりも、
銃刀法違反で捕まるのではないかと、本気で心配した。
暗闇の中であの顔だもの、いくら「おもちゃだ」と言っても信じてもらえないであろう

1時間後、息子と主人が新品の銃の箱をかかえ、ドンキホーテから帰ってきた。

なんでも、「あ~、コレ、よく壊れるんですよね」と店員さんも慣れた調子で、
新品に交換してくれたらしい。

息子に様子を聞いたところ「パパ、すごい勢いでレジに銃を出して、
まるで強盗のようだった」と言った。

あ~、やっぱり
よく通報されないで済んだわ~

そんなこんなで、1週間後。
このBB弾。

今では、私のストレス発散にはかかせない
重要なアイテムのひとつとなりました。

今宵も、鈍い音の銃声が響き渡ります。

追伸:かつてグアムの実弾射撃場で、かなりの的中率の腕前だった私は、
   自衛隊の方にスカウトされました。これ本当。







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