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Maeda Niina BLOG

アートダンスカナガワ「ねむり姫」終演

2019年10月28日 01時09分18秒 | Performance2019
神奈川芸術舞踊協会主催 アートダンスカナガワ
「ねむり姫 〜眠れる森の美女・未来版〜」
終演しました。
足をお運びくださったお客様、ありがとうございました。

演出は中村しんじさん、振付は川野眞子さん。おふたりとは、約20年ぶりの再会でした。
作品への出演は初めてでしたが、ご一緒できて本当に嬉しかった!
おふたりが主宰されているカンパニー“ナチュラルダンステアトル”の作品もいくつも見ていたので、自分がそこにいるのが初めは少々不思議でした。

そして、今回の「眠り姫」初演は昨年だったので再演もの。
とは言えメインキャストのほとんどが入れ替わり、人が変わればシーンも変わる。
このような大作を創る過程に立ち会える機会はそうはなく、とくにラスト1週間の追い込み期間は貴重な時間を過ごしました。

この作品の中で自分に与えられた役は“リラの精”。
もちろん古典バレエ「眠れる森の美女」とは時代設定もストーリーも違いますが、主役の中川賢さん演じる主人公を見守る、更には世界を見守るゴッドマザー的な役割という部分では同じ。
かつて自分のなかにいた「リラ」が蘇り、自分の表現を導いてくれるのを感じました。
先輩にいただいた“美しさとは癒しであり、慰み、悼みなのだと思いました”という言葉が、考えるほどに深く頭を離れない。。



それにしてもナチュラルダンステアトル、おそるべし。
メンバーの皆様のスタッフワーク、気遣い、パワー、全てに脱帽でした。
30年近いカンパニーの歴史が育んだものはやっぱり凄かった。

本当にお世話になりました。
ありがとうございました!!


魅力的な4人の妖精さんたちと♪