キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

怠け者につき

2008年05月31日 | 日常
 調子を崩した後、解決してから、助けてと言ったはずの相手に「何で(問題があったと)言ってくれなかったの」と言われることが結構あったな、と気がつきました。言ったし。シカトされただけだし。命式を見たら、そのまんま書いてありました。占いも当たることがあるようです。
 ついでに「某ソフトのコピーガードを会社の人に取っ払ってもらってコピーしたCDを誰某にはあげたけど、君はコピーCD嫌いだから要らないよね」と言われたことを思い出しました。
 その人には、「必要で対価が妥当だと思ったら、作った人、自分の手に届くまでに関わった人に還元された方が良いので、普通に買うのが当然」くらいのことを言った覚えもあります。
 コピーCDが嫌いと言うよりは、自分の好きなもの、欲しいものを対価も払わないで手にしたい感覚がわからないというのが正解。作った人、関わった人に感謝を伝える術は案外限られているので、せめて対価で、というだけ。あ、でも無料サービス品は無料でもらいますよ。がっつりと。
 しかし上記のようなことを言われると、嫌いなのをわかっていてわざわざ言うのは嫌がらせだろうかとか、通報して小遣い稼いで(50万くらいもらえるとネットニュースで読んだなあ)良いよって意味なのかしらとか(会社ぐるみでやってるぽいし)、考えなくもなかったです。ひけらかすように言われたのがどうにも腹立たしかったです。
 その後、某曲が聴きたいとうっかりネットの日記に書いたら、(CDを手渡しつつ)「わざわざレンタルしてコピってあげたんだよ」と「当然私に感謝するよね?」と貼り付けてある笑顔とともに抜かしやがったので、脳内でその人を友人から違う何かに格下げしました。今は決裂して没交渉です。生きてるかどうかも知りません。結局アホらしくて通報はしませんでした。
 誰かを友人というなら、その人の価値観はそれなりに尊重したいし、全く無視されるとさすがに苦痛なので、これはダメってことは押さえておいてもらいたいし、押さえておきたいです。
 当たることもあるようなので、しんどかった辺りの年運とか調べてみようかなあ、と思う次第です。
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ソウイウモノ

2008年05月31日 | 雑文
 平たく言うと、ろくでなしだ。
 居心地が良いのはただの生存本能。人を近づけず、遠ざけもせず、いつでも切り捨てる準備をしていながら、両手を広げる振りをしている。
 だから、人から熱を奪わない割には、温度もなまぬるい。
 手が冷たいのはただ血行が悪いからだとか、背を丸めるのは支える筋力が足りていないからだとか、淡々と言う。
 勝手に出かけて、勝手に帰ってくる。
 たとえば、鬼束ちひろの『私とワルツを』に千昌夫の『星影のワルツ』を返すような、重なり合ったと思った部分が決定的なズレだったりする、そういうことを(多分)わざとやる。
 人の気持ちに寄り添うようで、ただ居るだけ。それで充分と言ったら居なくなる。
 踏み込むようなことを言ったかと思えば、視線を向けたときにはもう別のどこかへ行っている。
 空気のような軽やかさと寒々しさとを内包しているから、暖かくはなりきれない。
 けれど、温度を必要とするときには大体そば近くにいて。
 ほどよいなまぬるさに溶かされたりもする。
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