キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

それいゆ(レトヒュ短文)

2023年07月02日 | 二次創作・短文
 太陽柱は現れるタイミングをはかって、救いの啓示であるかのように演出をしたことがあると、史書にある。もちろん、そんな記述のある本を教団は野放しにしていなかったし、ガルグ゠マクの書庫で読むことは今以て不可能だ。それはともかく。
 言わば、太陽柱のような存在感。そこにいないのに、確かにいる。
 輝ける者。
 救いたる者。
 今、目の前にいる人を、その場におらずして心安からしめている者。
 かわいい生徒のひとりだった。過去形にかかるのは生徒の方だったはずだ。女神の達観の影響だったかもしれないが、手に届く者はみんなかわいいと思っていた。事実愛されるべき人であり、実際に会ったらかわいいと思い直すのだ。それでも今は、違う感情が表に出ないことを念じてしまっている。
 ただのにんげんはこんなにも心が狭い。けれど、目の前の人には覚られたくはない。大変目敏い人なのだけれど。
 自分が淹れる紅茶の選択を間違えた、たったそれだけの理由だと、自分に刷り込む直すのに、変に時間がかかっていた。


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タイトルは決まってたのに前回から二年以上開いてたよ……
次は『宮内卿にインドラの矢』です。猫に小判なのか、虎に翼なのか
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【日記】歩数は足りない

2023年07月02日 | 日常
 ここのところ天気病みの状態がよろしくなくて、グーグルフィットが設定してくる歩数と強度に運動量が足りていない。
 これから先もうだいぶ足りなくなるけどな。

 DS占い生活ちゃんに今月のわたくしについて問うたら最終結果が塔(正)。うん。そうだろうね。今その心の準備を始めたところさ。ていうか、先週そのスイッチを押し逃げした結果が月曜に出てるんじゃないかなあ。知らんけど。仕事がらみで何度も同じことを上げたくないよねえ。
 書き物を毎日ちょびちょびやっていくのどうかしらと聞いたらOK出たので、ちょびちょびやっていきますわ。

 具体的な相談と計画は明後日からなので、何だかそわそわしています。

 消しゴムを買つて帰りぬ夏の月

 明日は満月。消しゴムは買い損ねたのでデスク周りに置きっぱなしになっているのを回収。

 句も作らんと。締め切り締め切り。
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