産経新聞 11月16日(土)14時38分配信
脳の深い部分に発生した脳腫瘍を摘出するため、
耳の後ろの骨を削って切開する手術法を
大阪市立大の大畑建治教授(脳神経外科)のチームが確立し、
15日付の米医学誌電子版に掲載された。
10年後の再発率は15%以下に抑えられ、
大畑教授は「安全で再発率の低い手術法として普及させたい」としている。
市立大によると、国内では年間約2万5千人に脳腫瘍が見つかる。
うち約700人は視神経や脳幹に囲まれた脳の最深部に発生する頭蓋咽頭腫で、
腫瘍が大きくなれば失明や認知の低下などが起こる可能性がある。
一般的には、目の間やこめかみ部分を切開して腫瘍を摘出するが、
術中に視神経や内頸(ないけい)動脈を傷つける危険性や、
全摘出しきれず再発する恐れがあった。
このため、市立大は昭和60年に耳の後ろの部分を切開し、
視神経や動脈の後方から腫瘍を取り出す手法を開発。
平成11年以降に手術した患者16人のうち、
15人で腫瘍がほぼ全摘出でき、10年間の再発率も15%以下だった。
大畑教授は「この手術法により、多くの患者を助けることが可能になる」としている。
医学は日々進歩している
私の髄膜腫と位置が近いけれど、違うようです。
脳の深い部分に発生した脳腫瘍を摘出するため、
耳の後ろの骨を削って切開する手術法を
大阪市立大の大畑建治教授(脳神経外科)のチームが確立し、
15日付の米医学誌電子版に掲載された。
10年後の再発率は15%以下に抑えられ、
大畑教授は「安全で再発率の低い手術法として普及させたい」としている。
市立大によると、国内では年間約2万5千人に脳腫瘍が見つかる。
うち約700人は視神経や脳幹に囲まれた脳の最深部に発生する頭蓋咽頭腫で、
腫瘍が大きくなれば失明や認知の低下などが起こる可能性がある。
一般的には、目の間やこめかみ部分を切開して腫瘍を摘出するが、
術中に視神経や内頸(ないけい)動脈を傷つける危険性や、
全摘出しきれず再発する恐れがあった。
このため、市立大は昭和60年に耳の後ろの部分を切開し、
視神経や動脈の後方から腫瘍を取り出す手法を開発。
平成11年以降に手術した患者16人のうち、
15人で腫瘍がほぼ全摘出でき、10年間の再発率も15%以下だった。
大畑教授は「この手術法により、多くの患者を助けることが可能になる」としている。
医学は日々進歩している
私の髄膜腫と位置が近いけれど、違うようです。