いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

昔の同僚が3年前に亡くなっていた

2021-02-20 15:38:14 | その他の病気・健康診断等全般
昨日、職場で話していて初めて知ったのだが、
昔の同僚で、30歳前に結婚退職した、
美人の同僚が3年前に亡くなっていた。

在職時はいつもお昼を一緒に食べ、
それなりに仲良くしていた、
勤務時間外も一緒に遊ぶほどではなかったが。

彼女は30歳前に、損保会社の営業マンと結婚した。
すごく大柄な男性で、彼女のタイプではないよな…
別の同僚とも話したが、彼女は社内の人間関係に悩み、
とにかく仕事を辞めたくて、
そこまで好きではない人と結婚したんだと思うと。
すっごく失礼な話で余計なお世話だが、
彼女を知る者としては、正直、そう思えたのだ。

その後、双子の男の子を産み、やがて離婚し、
実家に戻り、銀行の嘱託社員として働いていた。
毎年、年賀状が来て、貰ってから出すのが常だったが、
今思うと、3年前の亡くなった頃から来ていない。

年賀状には時々、会いましょうと書かれていたが、
別の道を歩んでいて会っても意味がないと思ったし、
十数年前から、私の体調が悪くなり脳腫瘍が発覚し、
闘病と同時に介護も始まり、大変な日々で、
わざわざ会いたいとは、全く思わなかった。

だが昨日亡くなったと聞いて、
ものすごい衝撃を受け、ああ、こんなことなら、
一度、会うべきだった、と。
しかも少ししてから、そう言えば、彼女が、
子宮頸がんだと聞いた気がすることまで思い出した。
3年前…私の二度目の手術…その後のツラい後遺症…
今でもツラいが、当時は、素顔でホラー映画に
出られる顔で、舌下神経吻合術を勧められ、
迷い悩み、肉体的苦痛(今でもかなりある)に加え、
精神的葛藤がすごかったのだ。
その時、がんだと聞いても、
まさか亡くなるとも思わず、忘れてしまったのだ。

なんて取り返しのつかないことを…
人の命は、儚い。






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