いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

脳腫瘍告知の瞬間

2012-04-09 21:47:51 | 脳腫瘍(闘病)
全く言葉を発しなくてもその場の空気が変わるって、こういうことなんだ…
先生が告知する前の、時間にしてわずか十数秒だと思うけど、とっても長く感じられて、
病名を言われる前に「何かとても悪いことが起きた」とわかったのです。

2010年冬のこと。
立ったままでいるのが辛くなり、仕事に支障が出そうになったら、
上司は心配の言葉もなく、ただ会社近くの大病院に行くように命令した。
「行く病院まで指定されたくないわ。行っても原因はわからないんだから」と
内心思いながら、予約無しの耳鼻科受診で、全くもって4時間待ち…
が、聴力検査も平衡機能検査も異常がないことがわかって一安心。
先生「脳のMRI検査を入れときましたから」
先生も私も、気のない雰囲気。一週間後に初めての脳MRI検査、
こんな風で時間が掛かるんだ~と思って終了。
その3日後に耳鼻科外来。連続画像を前に先生、ずっと沈黙。
場の空気が明らかに緊迫している。
「腫瘍がありました」って、示された画像には内耳にがっつり入り込む腫瘍、って癌?
何とも、身の置き所がない気分。
「恐らく」とメモに走り書きされたのは「聴神経腫瘍」の文字。
この後、私の病名は「髄膜腫」になり、手術前の説明では「右脳腫瘍」になりました。
恐らく、基本「髄膜腫」で、「聴神経腫瘍」と同じ場所にも広がり、
合わせて「右脳腫瘍」となったのでしょう。
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