MINAKO’S Cafe

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旧「山邑邸」。現「ヨドコウ迎賓館」

2016-01-14 10:06:33 | 水彩画

 1924年、「櫻正宗」の銘柄で知られる灘の酒造家八代目、山邑太左衛門氏
の別邸として建てられた。
現在はヨドコウ迎賓館として一般公開されている。

近代建築の三大巨匠とも呼ばれている 旧帝国ホテルなども設計した
フランク・ロイド・ライトの建築だ。
完全な形で日本に現存する唯一のライト建築といわれていて
国の重要文化財にもなっている。
帝国ホテルでも使われてた大谷石を多く使い、ライト独自の意匠をこらした
洋風建築ではあるが、内部は三部屋続きの和室もあり、落ち着いた雰囲気だ。
芦屋川沿いの小高い山の緑に囲まれ、テラスに出ると、芦屋川から大阪湾まで一望できる。

我が家から徒歩5分、部屋の窓からもまじかに見える。
以前は夜間、ライトアップされていて、幻想的な美しさだったが、
今は、省エネで暗闇の中に建物がうっすら白く浮かんで見える。
この絵ははじめ、我が窓からスケッチしようとしたが、見える角度の関係で、
建物が平面的になってしまって、良さが出せず、ヨドコウ提供の少し北西側から
撮った写真を参考に描いた。
凝った建物なので、細部も描きたかったが旨くいかず、回りの木々の緑も
難儀するばかりで、上手くいかない。
2月の赤坂先生大阪講座の画題は、画面いっぱいに広がる木々の描き方だ。
しっかり学習したい。







芦屋教会前の路傍のマリア様

2016-01-09 20:54:02 | 水彩画

芦屋川沿いにある芦屋教会。その入り口の階段右にあるマリア像。
その前を通る時は必ず立ち止まって、マリア様を見上げる。
と、自ずと頭が下がり手を合わせてしまう。

四季折々に、丹精込めて育てられた花々で埋めつくされ、
そこだけ別世界のような、神聖な世界を醸し出している。
散歩や買い物の往来の折に、このような美しいマリア様を、
身近に仰ぎながら行き来出来ることの幸せを思わずにはいられない。
この絵は、バラの美しい頃に撮った写真を見て描いた。
光背のバラはマスキングなしで描いた。
昨年、赤坂大阪講座で習った手法だ。花の数が多いように見えるが、
実際にはもっと沢山咲いていた。
いかに手をかけて大切に育てておられたかが分かる。