MINAKO’S Cafe

MINAKOのギャラリー、つぶやきなどなど・・

飛天はがき5枚

2015-09-24 11:12:59 | はがき絵

私は飛天が好きで昔から飛天はがきを多く描いていた。
美しい天衣(あまのはごろも)をたなびかせて天空を飛ぶ飛天の姿は、
憧れだった。
本棚の整理をしていたら、昔、描いた仏画や飛天はがきが沢山出てきたので、
今回、その一部を記念にアップしてみた。

赤坂孝史先生の9月単発大阪講座「KOTUBO」彩色

2015-09-07 21:27:59 | 水彩画

午後はいよいよ彩色だ。
午前中の明暗描きを頭に叩き込んで、彩色に取り組んだ。
モノクロで描いているとモノクロに慣れてしまって、鮮やかな色彩がまぶしく感じられて、
様々な色を塗るのが楽しい。

何色を塗ろうと自由だけれど、色数はある程度制限した方が、
全体のバランスがとれると言う事だった。
又、一つの色に色味を加える、異質の色を加えると効果的。
それは、パレットの上で混ぜるのではなく、画面上で違う趣の色をさして、
変化をつけるという手法も教わった。

途中で、木の葉っぱの塗り方なども実際に描いて見せて下さって、
今回も学ぶことが多かった。
一日の講座で二枚を仕上げる訳だから、時間的にはハードだ。
私は8割がた出来てから、あとは帰宅後完成。

先生の絵の中の海は内海から外海へと、明るい光りを受けながら広々と広がっているのに、
私の絵は、狭い内海で広がりがなく、せせこましい。
対岸の船を一隻消して、海を広げた。

先生は今回、点景としての人物を下書きなしで、効果よく描き足して見せて
下さった。
その人物たちの、なんと、自然なこと!!狭い画面なのに8人も
入れて下さった。
はるかに海を眺める人、子供ずれで散歩する人、
釣りを楽しむ人、どの人も生き生きと画面の中で息ずいている。
仕事が終わった後の漁港は一気に楽しい憩いの場になった。

今回も皆さん和気藹々として、学ぶことの多い楽しい一日だった。
授業の合間に先生がお遊びと称してざっくり描いて説明して下さる絵や、
教室を歩きながら、何気なく話される一言一言が、聞き逃してはならない、
重要なポイントだと思う。
こうして、ブログに書く事は、私にとっても記憶に刻む良い機会になっている。

赤坂先生、有難うございました。





赤坂孝史先生の9月単発大阪講座「KOTUBO」

2015-09-06 17:33:35 | 水彩画

嬉しいことに、赤坂孝史先生の9月単発大阪講座を受講させて頂いた。

今回は小壺の漁港の風景。
今回もいつものように、午前中はまず、
光と影、明暗のコントラストを学ぶ為にモノクロで描いた。
漁村の港に光りが当たって、中央部はキラキラと光る海、船や漁具に出来る影という
逆光風景だ。
所が今回、私は、モノクロを何故、描いているのかという、
基本的なテーマがすっぽりと頭から抜け落ちて、形を追うだけの絵になってしまっていた。

午後の一番に参加者全員の作品が並べられ、先生の講評を頂いたが、
他の皆さんの作品と自分の作品を見比べた時、初めて、自分がテーマを如何に
とらえてないかに気がついた。
明暗のコントラストが甘いというより、全くない!。
先生からも、濃い暗さを描くことによって、明るい光りが浮かび上がる。
私の絵は、100%の暗さが60か70位しか、描かれてないとの指摘を頂き、
ガーン!!とショックで受け止め大いに納得させられた。

赤坂先生の講座受講は3回目なのに、モノクロで描く意図を学習出来てなかった自分が
情けないが、これを反省材料にして、心に留めておきたい。

帰宅翌日、先生のアドバイスを思い出し、暗い影の部分を描き足して、何とか
仕上げた。が、もっと、コントラストの差はあっても良いのじゃないかとも思う。
暗くなりすぎるのが怖くて、思い切って描けない自分がもどかしい。