三寒四温の言葉どおり、気候の安定しない日が続いていますが
それでも季節はちょっとずつ春へと向かっていますね。
そんな昨日、実家の母の動脈瘤の手術がありました。
年明けの頃に父と一緒に受けた脳ドックで動脈瘤が見つかり
年齢的にも手術を強く進めはしないけど、いつ破裂しても
おかしくない大きさだと言われて、爆弾を抱えて生きていくのは
しんどいと思ったのか、他の家族が驚くほど早くに手術出を決めた母・・・
医学が進歩した昨今の事なので、部位によっては開頭手術をしなくても
大丈夫なのですが、母の動脈瘤は残念な事に開頭手術での治療しかないらしく
本人も家族も不安でしたが、なんとか無事に終わることができました。
先生的には大成功なのでしょうが、術後麻酔から覚めてからずっと
青白い顔をして頭の痛みと吐き気、そしてずっと寝たままの姿勢で
起きることができない為に、背中と腰の痛みに一晩中悩まされていた
母の姿を見るのは辛くて、自分がもし同じような立場になったら
「手術してください」とはいえないかも・・と思いました。
子供の頃はおばあちゃ子だった私なのでどっちかというと結婚するまでは
母の事が苦手だったけど、こうして入院されたりすると本当に家族の
中心の人なんだなぁ~と、その存在の大きさを感じます。
数年前に、初期の胃がんの摘出手術をした父と一緒に
昨夜は付き添ったのだけど、自分の時の経験を踏まえてか
甲斐甲斐しく母の世話をしている様子をみると、
我が親ながら、「いい夫婦」だなぁとちょっと感動してしまいました。
結婚する事が正解だとは、けして思わないし娘達にも絶対結婚するべきだ!
とは言わないけれど、やっぱりできるならば一緒に年を重ねられる人が
いればいいなと、思ったりして・・・・
お母さん、早く痛みがとれると良いね。
みんな、お母さんの大切さをひしひしと実感しているよ。
暖かくなる頃には退院できそうなので、お花見できると良いね。