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Tシャツとサンダルの候

僕らの裏山 明星山



先日、福岡県知事による、週末の外出の自粛を求めるテレビ会見があった。

ほぼ時を同じくして、我が街久留米にも、遂に新型コロナ感染者が出た。

今が大事である。

不要不急の外出は、厳に慎みたい。


とは言いながら、街歩きや自転車漕ぎ、山登り等は除外されていいのではなかろうか。



中でも、私の裏山と言って良い明星山なら、もしかしたら、久留米で一番安全な場所かもしれない。

何てたって、登る人など稀な山だからだ。

今日も今日とて、ただの一台も停まっていない登山口近くの道路脇(註 駐車禁止では無い)に車を停め、山登り開始である。



シャガに出迎えられて、林道を進むと、




程なく、尾根コース登山口に着く。

地味にロープ場から始まるいつものコースである。



この季節、この山の登山道は、舞い落ちた桜の花びらで覆われる。




至る所に、自生の山桜が、登山道を見下ろしているからだ。




真っすぐ行けば明星山。

左に行けば、明星山山頂を巻く形で、直接白金山縦走路に出る事が出来る。

今日は左に行くとするか。


テクテクと歩いて行くと、



いつもの縦走路に突き当たる。

明星山~白金山のメインストリートである。

では、途中を省略して、



ワープ!



白金山山頂である。

あれは山桜かな?



明星山愛好家手作りの見晴らし台。




こちらはPlatinum farm(白金農園)と銘打たれた所に植栽されているタラ。

2週間前登った時には、丁度食べ頃となっていたタラの芽が、全部摘まれていた。



登って来るたびに、増殖していくアイテムの数々。

明星山愛好家の情熱は尽きない。



キランソウ




マムシグサ

気の毒としか言いようが無い名の付けられようだ。

誰もいないし、ボチボチ明星山まで折り返そうかな。



再度ワープ!




明星山山頂である。







山頂には数株の春蘭がロープ内に保護されている。










山頂直下の明星平。

こちらはソメイヨシノだ。






誰かがこの山の山桜を移植して接ぎ木したものらしい。




では山を下りるとするか。




ほぼ中腹と言って良い所まで降りた時、ストックを手に持っていない事に気付く。


あ!


あのストックって、赤口号に乗っていた家内のを、ちょっと拝借してたんだっけ。

きっと山頂だ。

春蘭を撮る時、その辺りに置いて・・・


こりゃいかん!


無くしでもしたら、10年は詰られるに決まってる。

ストックごときで、10年は割に合わん。

急いで山頂まで戻らなきゃ。

全く持って予定外の、全力トレランをする羽目に。



ドピューーーン






あった。





まったく・・・

気付くなら、もっと早く気づけよ。




俺!!







認知症へまっしぐら・・・・かな。
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