先週は本務校の都合で休講でした。
いつか補講をします。
本日は、ROEについて講義しました。
ROE(Return On Equity:自己資本利益率)とは、
「ある企業が、一年間の企業活動を通じて、
『株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか』、
を判断するのに用いられる指標で、
当期純利益を、前期及び当期の自己資本の平均値で除したものである。」
(「ウィキペディア」より
今回もこのROEに関する記事を紹介。
今月16日(火)の日本経済新聞17面のコラム、
北沢千秋稿「危機を忘れない経営」
(「一日均衡」より)からの記事解説です。
わが国の低ROEは「企業文化」とまで言い切る著者。
実質無借金経営はいいことだが、
過分なキャッシュがROEを低めているという。
現在の株高は、なんとなくの上昇に思えて、
バブルの予感さえある。
このコラムを読んで、
ROEを高めるような経営をしないと、
株価の恒久的な上昇は続かないと思えた。
授業ではそこまでは言いませんでした。
ROEという分析指標について理解してくれたと思います。
最後に、ユニクロ(ファストリテイリング)のROEが20%、
良品計画のそれが11%という数値が公表されている。
この数値を使って、
仮にユニクロの当期純利益が28億円とした場合の自己資本の額と
MUJIの当期純利益が22億円のときの、自己資本の額を求めさせた。
計算問題ではあるが、常識力問題でもある。
写真:2社のロゴ
いつか補講をします。
本日は、ROEについて講義しました。
ROE(Return On Equity:自己資本利益率)とは、
「ある企業が、一年間の企業活動を通じて、
『株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか』、
を判断するのに用いられる指標で、
当期純利益を、前期及び当期の自己資本の平均値で除したものである。」
(「ウィキペディア」より
今回もこのROEに関する記事を紹介。
今月16日(火)の日本経済新聞17面のコラム、
北沢千秋稿「危機を忘れない経営」
(「一日均衡」より)からの記事解説です。
わが国の低ROEは「企業文化」とまで言い切る著者。
実質無借金経営はいいことだが、
過分なキャッシュがROEを低めているという。
現在の株高は、なんとなくの上昇に思えて、
バブルの予感さえある。
このコラムを読んで、
ROEを高めるような経営をしないと、
株価の恒久的な上昇は続かないと思えた。
授業ではそこまでは言いませんでした。
ROEという分析指標について理解してくれたと思います。
最後に、ユニクロ(ファストリテイリング)のROEが20%、
良品計画のそれが11%という数値が公表されている。
この数値を使って、
仮にユニクロの当期純利益が28億円とした場合の自己資本の額と
MUJIの当期純利益が22億円のときの、自己資本の額を求めさせた。
計算問題ではあるが、常識力問題でもある。
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