イオン、ダイエーを連結子会社に
TOBで計44%保有へ
イオンによるダイエーへのTOB
(株式公開買い付け)終了に合わせて行われた合同セール
=22日午前、
千葉県浦安市のダイエー新浦安店
イオンは22日、ダイエーへのTOB(株式公開買い付け)の結果を発表した。
TOBによりイオンが取得する株式は約24%(議決権所有割合)で、
27日付で連結子会社化することが決まった。
現在イオンが保有している約20%と合わせて、
計約44%となる。50%には届かないが、
イオンはダイエーに過半の取締役を既に派遣済みで、
連結子会社の要件を満たす。
両社は22日午前から、初の合同セールを実施。
ダイエーが、イオン傘下で抜本的な経営再建に取り組む姿勢をアピールした。
イオンの総合スーパー部門を運営するイオンリテールの堀江泰文常務は
「イオンとダイエーが一つのグループとして心を一つにし、
顧客の生活に寄与していく」と宣言。
ダイエーの近沢靖英専務も
「ダイエーののれんを支持してくれる顧客に、
早期に復活した姿を見せたい」と強調した。
TOB価格は、直近のダイエー株価
(21日終値は314円)を下回る270円のため、
既に売却方針を表明していた筆頭株主の丸紅以外からの応募は限定的だった。
(2013/08/22-10:44)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013082200146
イオン、ダイエー株44%保有で連結子会社化
2013年 08月 22日 09:53 JST
8月22日、イオンは公開買い付けの結果、
ダイエー株を44%保有する筆頭株主になると発表した。
写真は1月、都内で撮影
(2013年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 22日 ロイター] -
イオン(8267.T: 株価, ニュース, レポート)は22日、
公開買い付け(TOB)の結果、
ダイエー(8263.T: 株価, ニュース, レポート)株を
44.24%(議決権所有割合)を保有する筆頭株主になると発表した。
イオンはダイエーに対して過半数の役員を派遣していることから、
ダイエーは8月27日付でイオンの連結子会社となる。
イオンは7月25日にTOBを開始、
8月21日に期日を迎えた。
筆頭株主だった丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)は
保有株約29%のうち約24%を応募。
イオンはこれまでの持ち株20%と丸紅の応募分を併せ、
44.24%を保有することとなった。
イオンは中期計画の中で、アジアシフト、大都市シフト、
シニアシフトを掲げており、ダイエーが持つ首都圏の店舗網は、
大都市シフトに貢献するとみている。
ただ、ダイエーの店舗は老朽化が進んでおり、
再建には改装投資が必要になる。
ダイエーはイオン出身の村井正平社長の下、
中期計画の策定を進めており、ここで再建に向けた青写真が示されることになる。
*内容を追加して再送します。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.
TOBで計44%保有へ
イオンによるダイエーへのTOB
(株式公開買い付け)終了に合わせて行われた合同セール
=22日午前、
千葉県浦安市のダイエー新浦安店
イオンは22日、ダイエーへのTOB(株式公開買い付け)の結果を発表した。
TOBによりイオンが取得する株式は約24%(議決権所有割合)で、
27日付で連結子会社化することが決まった。
現在イオンが保有している約20%と合わせて、
計約44%となる。50%には届かないが、
イオンはダイエーに過半の取締役を既に派遣済みで、
連結子会社の要件を満たす。
両社は22日午前から、初の合同セールを実施。
ダイエーが、イオン傘下で抜本的な経営再建に取り組む姿勢をアピールした。
イオンの総合スーパー部門を運営するイオンリテールの堀江泰文常務は
「イオンとダイエーが一つのグループとして心を一つにし、
顧客の生活に寄与していく」と宣言。
ダイエーの近沢靖英専務も
「ダイエーののれんを支持してくれる顧客に、
早期に復活した姿を見せたい」と強調した。
TOB価格は、直近のダイエー株価
(21日終値は314円)を下回る270円のため、
既に売却方針を表明していた筆頭株主の丸紅以外からの応募は限定的だった。
(2013/08/22-10:44)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013082200146
イオン、ダイエー株44%保有で連結子会社化
2013年 08月 22日 09:53 JST
8月22日、イオンは公開買い付けの結果、
ダイエー株を44%保有する筆頭株主になると発表した。
写真は1月、都内で撮影
(2013年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 22日 ロイター] -
イオン(8267.T: 株価, ニュース, レポート)は22日、
公開買い付け(TOB)の結果、
ダイエー(8263.T: 株価, ニュース, レポート)株を
44.24%(議決権所有割合)を保有する筆頭株主になると発表した。
イオンはダイエーに対して過半数の役員を派遣していることから、
ダイエーは8月27日付でイオンの連結子会社となる。
イオンは7月25日にTOBを開始、
8月21日に期日を迎えた。
筆頭株主だった丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)は
保有株約29%のうち約24%を応募。
イオンはこれまでの持ち株20%と丸紅の応募分を併せ、
44.24%を保有することとなった。
イオンは中期計画の中で、アジアシフト、大都市シフト、
シニアシフトを掲げており、ダイエーが持つ首都圏の店舗網は、
大都市シフトに貢献するとみている。
ただ、ダイエーの店舗は老朽化が進んでおり、
再建には改装投資が必要になる。
ダイエーはイオン出身の村井正平社長の下、
中期計画の策定を進めており、ここで再建に向けた青写真が示されることになる。
*内容を追加して再送します。
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