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海外ドラマ 「Person of Interest」 第 19 話 「父と子」 の感想です。

2012年12月27日 | パーソン・オブ・インタ・・・
海外ドラマ 「Person of Interest」 第 19 話 「父と子」 のあらすじです。

◇第 19 話「父と子」(原題:Flesh and Blood) ↓ストーリーはAXN公式サイトより転載させて頂きました。
今回マシンが弾き出したのは、5つの番号。NYで暗躍する5大マフィアのドン全員が名を連ねており、フィンチはイライアスが絡んでいると推測する。一方、リースからの連絡を拒否しているカーターも、別のルートでイライアスの不審な動きを察知していた。



今回、マシンが出した番号は5個!マフィアの5大ファミリーのドンたちがターゲットです。イライアスが5大ファミリーを潰してマフィア全体を統括して牛耳る狙いだと言う事は誰の目にも明らか!リースとしては、「クズ同士の共食いなのに阻止する必要があるのか!?」と言う気持ち。それに対して、マシン開発者としてのフィンチの思いは、マシンが選んだ番号は、善人も悪人も関係なく、犯罪行為そのものを未然に防ぐと言う理念が優先される。”悪人を助ける必要が有るのか!?”と言う、道徳心は関係ないと。それに、「抗争が広がれば無関係の市民が巻き添えになる可能性が有る。それを防ぐためにも、人格は関係なく犯罪行為を放っては置けない」と言うことですね。

それと、気掛かりな要素が一つ増えていました。それは、リースの大胆な活動が警察やFBIの目に留まらない筈がなく、やはり、あちこちでリースが犯罪を未然に防いだ行為が、警察やFBIの目から見れば、犯罪組織に加担する危険人物とみなされてしまっています。FBIでは、リースがイライアスの手下だと確信して特別捜査班を設置しました。また、警察組織内の汚職警察管組織の”HR ”も、イライアスから命を受けて、そのFBIの動きと絡めて、リースと接触をしたいらしい。それで、FBIとリースを探るようにファスコに言ってきた。ファスコが、HRの連絡員のシモンズに「HRはイライアスの手下なのか?」と聞くと、シモンズは「HRは誰の手下でもない。HRは利益優先で動く。今はイライアスだ。」と。この辺のファスコとシモンズの問答が、後半の事件解決への伏線なんですよね。警察は腐ってるけど、犯罪者の為に動いているのじゃなく、自らの利益の為に動く。この利己主義の塊のHRのお陰でカーター刑事の孤軍奮闘も報われた・・・。

今回は、カール・イライアスの過去が1981年と、1991年の2回フラッシュバックしていました。今まで、どうしてイライアスが、執拗に父親の命を狙っているのか・・・、まぁ、母親の仇ですけど!最初から二人の接点が描かれていなかったので、それにしてもと、思っていたら、今回、分かりましたよ!あれほどの憎悪の原因が!そう言う事だったんですか!カール・イライアス、愛を求めても得られなかった孤独な少年時代と、その後の苦難の日々を乗り越えたかのような青年時代。でも、そこでもまた父親であるモレッティに裏切られ、失意のどん底へ落ちてしまいます。モレッティもまた、成長したイライアスが真実を知り、自分を殺しにやって来るに違いないと、心の片隅で怯えていた感じ。だから、先手を打って出たってとこですね。裏目に出ましたけどね!(~_~メ)

そのイライアスが執念を燃やすのは、父親殺害だけじゃなく、旧態依然としたマフィアのファミリーを潰す事。その目的達成の為に手段を選ばない行動に出ました。マフィアのドンたちをかくまっているカーター刑事の息子テイラーを誘拐し、マフィアのドンたちと交換だと脅しを掛けて来た。そして、そのマフィアのドンたちの中にもすでにイライアスと手を組んでいた者がいて、隠れ家がイライアスの手下のHRのメンバーで包囲されてしまった。あとは・・・、ネタバレ厳禁で、この辺でやめときます。

しかし・・・このドラマ、バックで流れる音楽が良いです! 物憂い、深く沈んだ心の闇を感じさせる響きが有ります。渋いです。ハードボイルドです。今回も面白かったです。(^.^)





10月10日からDVDがリリースされます。

【10月10日】
DVD Vol.1 1枚組(3話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.1-6 (Vol.1 のみ3話収録、ほか各巻2話収録)

【10月24日】
ブルーレイ コンプリート・ボックス 4枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD コンプリート・ボックス 11枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.7-11 (各巻2話収録)




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コメント (5)
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