みち子の長崎絵日記

シニアライフを元気で楽しく輝いて過ごしましょう!

夾竹桃の花に思う。

2008-09-17 09:41:49 | Weblog
福岡美術館の庭で、撮りました。
この花は原爆が投下された時長崎のあちこちに咲いていたそうです。
この花を見ると胸が締め付けられるような夏の日を思い
これまで写真にしませんでした。
それでも被爆者が少なくなっていく今、
被爆体験を風化させてはいけないと思うのです。

私は被爆者ではありませんが強くそう思います。
二度と戦争をしてはならない、
それを語るのが被爆体験だと思うのです。
被爆しても黙ったまま、何も話さずに死んでしまった人が多いのです。
語るにはあまりにも辛く惨い体験だったのでしょう。

被爆した私の友達に話を聞きたいと思った事がありました。
しかし彼女の口は重く辛そうだったので聞きませんでした。
その彼女も膵臓癌で苦しんだ末、亡くなりました。
何の罪も無い
優しくステキな人だったのに。

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1 コメント

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夾竹桃! (maruco)
2008-09-18 08:37:18
みち子さん

夾竹桃近くにも咲いてます。
そうだったのですか
私はまだ小さくてどんなお花が咲いてたかは知りませんでした。

そうですね、その当時の事は余り話したくない日がつい最近まで続きました・・・
もっとも小さかったので、薄っすらと記憶に残ってましたが定かではありませんでした、周りの叔母達が話してくれる又叔父が書いた手記を読みながら・・その時の様子が少し分かってきました。

平和公園で9日に行なわれる慰霊祭のTV中継も
そーと自分だけで母校の後輩達が合唱する姿を見てました。

叔母二人と私を大切に育てくれた優しい祖母をなくしました。



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