私のホームページを訪れた人 401人 でした。有り難うございました。
絵画教室 6回 スポーツクラブ 13回 サイクリング 1回
草木染め 1回 読書 5冊 その他 6 (法事 1、田舎 4日、ブルーベリー摘み 1)
私のホームページを訪れた人 401人 でした。有り難うございました。
絵画教室 6回 スポーツクラブ 13回 サイクリング 1回
草木染め 1回 読書 5冊 その他 6 (法事 1、田舎 4日、ブルーベリー摘み 1)
本書は、題名に惹かれ何気なく手にして、買ってきたもの。心臓手術の失敗を追求するサスペンスともいえるが、それ以上に、日本の高齢化社会と医療についても考えさせられる小説だ。そして、とても面白い。
著者は医師だけに、医療現場の記述が生々しい。これを読むと、手術を受けるのが怖くなる。
ひょんなことから、これが見つかった。大きさは1-2mm。MRA検査で怪しいとなって、CT検査の結果だ。破裂するかもしれないという確率は、年間1~2パーセントだという。仮に破裂すると、くも膜下出血となって50パーセントの確率で死亡するという(まあ、これで逝ってしまえば、それはそれで、グッドと思ってはいるが-なまじ生き返って、障害を抱えて妻に負担を掛けたくはない)。
これは、これからの人生設計?なんて、60歳を過ぎて-そんなに大げさなものでもないのだが-考え直さなければならないというきっかけにはなった。
今の平穏な状況がずーと続いて、何時かは、死ぬのかな…という、甘い見通しを砕くのに充分な、出来事だった。
もしかすると、それが明日やってくるかもしれない、という状況に、立ち至ったことになる(まあ、うまく行けば、寿命を全うするまで無いかもしれない、という可能性もなきにしもあらずだが)。それは、予測不可能で、突然の激しい頭痛と共にやってきて、はい、それまでよ。ということになるようだ。
遺言を取り敢えず作っておかなければ、とか、身辺の整理もして置かなくてはと、急にやることが増えてきた感じだ。この検査結果がでて、もう3日目だが、未だ何も手に着かない。困ったものだ。
未解決事件の内実は、これを読むと様々だ。警察の初動捜査の失敗、検察・政治の権力者の思惑等々、被害者にとっては、やりきれない思いの事件が多い。
終戦後起こった37の事件を検証しているのが本書だ。迷宮入りした事件が殆どで私の年代では、これを読むと、あああのころのこと?と思いだす事件が多い。あの頃の世相が瞼に浮かぶ。
事件の幾つかを羅列してみる。狭山事件(1963年)、3億円事件(1968年)、グリコ・森永事件(1984年)、國松警察庁長官狙撃事件(1995年)、世田谷一家殺害事件(2000年)、和田心臓移植事件(1968年)、下山事件(1949年)、中川一郎怪死事件(1983年)等々である。
これを読むと、純粋に犯人を捜し出すための捜査というより、他の動機が勝っていてそれをねじ曲げているのではないかという感を深くするものが多い。被害者及び関係者にとってはやりきれない思いではないかと、同情を禁じ得ない。
同名の書、第三作目。自然環境を破壊しているのは、それを護るべき立場にある行政が営利を目的とする業者と一体となって(言い換えれば、連んで)進めている様子を、レポしている。
そして、それをくい止めようと一生懸命に努力しているのが、非力な住民や自然保護団体であるという構図がはっきり示されている。力関係からいって、後者が敵わないのは云わずもなが、というのが悲しい。長いものには巻かれろという、国民性の性か?
上の写真右側のは、わが故郷S県T市にある名山といわれた山の姿の変遷だ。右は、1960年清水武甲氏撮影のもの、左は、頂上が40㍍も低くなって無残な姿になった最近のものだ。地域振興の基、自然は破壊され、住民は公害に苦しみ、潤うのは一部の資本家と権力者というのでは、我々一般市民は救われない。それが普通のこととして、日本のあちこちで進められているというのが、とても悲しい。
で、田舎へ行って来た。日中でも気温24度ととても涼しく、昼寝などすると寒いくらいだった。帰ってきて34度の暑さには、参った。
写真は、裏庭からの風景、庭で見た蝶とトンボ、下のパノラマは、正面が和名倉山、左から3ッツ目のピークが東京都の最高峰、雲取山(2,017m)だ。
東京下町(上野・浅草、本所・両国、向島、深川)で、今に残る江戸の史跡・行事・風物などの案内で、とても面白い。これを手にして、あちこち歩いてみたい気にさせられた。
上の写真右側のように、多くのページに素敵なスケッチが添えられているのもうれしい。他に、都心編、山の手編があるようだ。
谷崎潤一郎原作、増村保造監督、若尾文子、岸田今日子、船越英二の出演作品だ。女性の複雑な愛憎を見事に描いていて、感動した。 多分30数年前の作品だと思うが、素晴らしい出来だ。
PCで無料で、観たもの。あのライブドアー事件で名を馳せた「ゆうせん」のサイト(http://www.gyao.jp/cinema/)だが、映画を始めニュース、音楽、ドキュメント等々何でも無料で楽しめるというのが凄い。
この間はグーグルアース・マップで驚いたが、今度はこれに驚かされた。
模様を付ける、藍染め液に浸ける、大気に晒す、これを3~8クールやる
左は私が染めたティシャツ、右は妻が染めたストール
生徒は8人、暑い晴天だったが、楽しい一日を過ごした。
この春に買ったもの。食虫植物の毛氈ゴケ科の仲間で、密で虫を誘い葉の中の両側に3本ずつ計6本生えている感覚網のどれかが2本以上(2回以上)虫が触ると素早く両方の葉を閉じて獲物を捕らまえるそうだ。残念ながら、実見したことはない。
31日の新聞によると、この空爆で54人もの一般人(避難していた人々)が亡くなったという。これには、憤りを感じる。
これで気になったのが「カナ」という地名だ。去年ルーブル美術館で観たヴェロネーゼの大作「カナの婚宴」のカナではないかと思って調べたら、やはりそうで、キリストがこの地で最初の奇跡を起こしたところだという(http://www.mitumine.gn.to/paris4/louvre5.htm)。とても歴史のある古い街なのだ。
中東地域での民族・宗教の対立、早く平和になって欲しいものだ。
西洋文明の原点、地中海を取り巻く地域でその時代を画した対照的な人物2人を、比較対照しながらその時代を描こうという意欲作だ。
テーマは、歴史(ヘロドトスとイブン・ハルドウーン)、科学(アルキメデスとプトレオマイオス)、聖者(聖アントニウスとヒエロニムス)、真理(イブン・ルシュドとマイモニデス)、予言(ヨアキムとノストラダムス)、景観(カナレットとピラネージ)の6部門12人。
歴史、科学、景観の章が面白かった。この地域は、民族・宗教が交錯する地域だけに、とても興味深く読むことが出来た。新書版では細部に渡っての書き込みが出来ないので残念な感じだ。
上が北口、下が南口で北口から入場して一巡した。南口付近のコースに赤色が混じっているところは、歩いたところ。
オトコエシ(オミナエシは黄色だが、これは白)、蝶を食しているカマキリ
ノカンゾウ、茸(食べられる?それとも毒茸?)
ここでのサイクリングは、2月25日以来、久しぶりだった。真夏とは思えないような涼しい陽気(最高気温で26度くらいか)。4㎞程歩いたので、計20㎞ほど楽しんだ。
ヤマユリも見頃は終わりに近く、オミナエシやフシグロセンノウ、桔梗が咲き誇っていた。