日々暮らしの風景

ぼんやり生きる、自分なりで良い。

弧玖(こきゅう) 2023/09/28

2023-10-04 | 京都おいしい食事処

今さらシリーズになっちゃいましたが
記録に残さなければ勿体無いので・・・




弧玖(こきゅう)

出町柳にある和食のお店
初めての訪問です

32才の若さで開業され8年が経つそうです
お店はカウンター席9人、個室(6人迄)
完全予約制でなかなか予約がとれないそうです

この度、貸し切りのお仲間に入れて頂きました













今日のお昼のコース ¥14,000


最初に香り豊かな水出し煎茶





鱧の骨切りをされています
格好良い!
これが上手くないと臭みが出て美味しくないらしいです
料理人の腕の見せどころですね








別注文の飲み物メニュー


別注文のノンアルコールシャンパン ¥1,100




食前酒は宮城県 萩の鶴






先付け


鱧の飯蒸し 銀杏 萩の花が飾られています
 秋ですね




鱧の臭みは全くなくとても美味しかったです
銀杏も良い



粟田焼の器


迷い鰹のたたき準備中


腕物



ぐじと大根のおすまし

満月にすすきがかかっているように見立てられています

個人的にぐじは大好きなお魚です
優しいおすましで一層美味しくなっていました


たたきを盛り付けされているご主人

お魚は長崎の迷い鰹 
これは太平洋側に回遊するはずの鰹が迷って日本海側に周り
豊富な魚介類を餌にして全身トロのような脂がのった高級魚です












迷い鰹のたたき 大根おろし ポン酢がけ
おや! 2種のねぎが盛られてますね

分厚く切られた鰹はホントに美味しかった
脂がのっていて辛味大根と2種類のねぎが良い







ほうれん草としめじのお浸し すだちかけ



八寸
すすき、われもこう、りんどう 
秋らしい花で一層お料理が引き立ちますね



2人分を芋の葉に豊作を祈って十五夜にちなんで盛り付けられています




1人分に盛り付けてくださいました





衣被ぎ(芋)・紫ずきん(豆)・きんとん(栗)
カボス(菊)の中に梨の白和え
さわらの幽庵焼き(下に鱧の肝)




イクラの出汁漬け
お醤油は使われてないそうです


(家の器の中)イカのうるか和え



小鍋



たっぷりの北海道のウニ 下には熊本の赤茄子






天然の名荷を使った土鍋で炊かれた御飯


名荷は 1・素揚げ 2・出汁で煮て
         3・お米と土鍋で炊かれてたそうです


香の物は いぶりがっこと胡瓜
赤出し



恥かしながら いぶりがっこ 
聞いたことあるけど現物は知らなかった

秋田県?で野菜を薫煙乾燥させて作る潰物らしい
いぶり(いぶした) がっこ(つけもの) と言う意味する方言らしい

鼻の奥から燻された香りがとても良い




水物


クリームブリュレ 北海道ライデンメロン






最後は暖かい煎茶







季節の素材にこだわられ、手の込んだお料理です
全体的に優しいお味で素材が引き立てられています


私にとってはお昼の食事で¥14,000は
この上ない贅沢ですがそれでも大満足でした

機会があれば、また連れて行って欲しいです











お店情報
  ↓
住    所
京都市上京区出町通今出川上ル青龍町204
電     話:075-746-4375
営業時間:昼:11:30~14:30  
     夜:17:30~21:30
定 休 日 :月曜



お店のホームページ