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吉野 「栗蒸し羊羹」

2008-10-26 03:21:42 | あまから図鑑
   この画像は私のかなりお気に入りの一枚です。(笑)


焼津にある和菓子屋の「吉野」さんの栗蒸し羊羹を、薄く約2ミリ位に切って、
それを光に透かすとその断面は密の入った栗の量の多さや、羊羹部分の小豆の
色の美しさがよくわかって、うっとりして眺めます。
いいでしょ~?(ちょっとマニアックかな・・・^^;)

お茶請けとしてどこでも虎屋の羊羹、銘菓の羊羹を出された子供時代。
お正月にも、歯が溶けるようなアマアマの緑や赤の羊羹。冬は水羊羹・・・
と、羊羹のお化けが夢に出てきそうなぐらい、食べさせられた私はすっかり
甘いものぎらいになってしまったのです。
でも、協調性のある私は何とか食べようと、2ミリに切ってもらって、向こうの
透けるようなふぐ刺しみたいにして出してもらっていました。
そうやってお茶と一緒に食べれば、なんとか一切れは食べられたからです。

まさか大人になって、こんな甘党になるとは夢にも思わなかったでしょうね。
そんな昔を思い出して、お気に入りの食べ方で食べてみました。

もちろん、一本手がかかっていますから立派なお値段しますので、子供たちに
ちょっと目を離したすきに半本ぐらい食べられてしまいます。
それくらいおいしいものなので、この季節が来たら、いつもお世話になっている
みなさんに一本ずつおすそ分けしているのです。




今年もおいしい羊羹、ありがとうございます!!


本日も和菓子日和です
ブログも是非見てくださいね。
うちの子供たちには「吉野のパパ」で通っている和菓子屋吉野さんの、職人
らしい美的感覚のきれいな写真満載で、目で楽しむことの出来ますから。