ワイルドストロベリーと言うのでしょうか。
日本国内には野いちご、木苺含め40種近くのいちご類が
実を付けるそうですが、私も数種類しか採取したり食べたり
したことがありません。
それぞれ葉のつき方や生り方も異なるため、まずは観察から
はじめます。
どの方向についているか。どの方向に伸びているか。
実はどこから出ているか・・・などなど。
物事を意識的に理性的な目で見るということは、それ以前に
まず対象となるそのものに対して、美しいなり、かわいいなり
心を動かされ、感動しなくてはならない。
そして、その美に対する探求としての観察がはじめてそこから
始まると言えるのです。
子供のことも、そのように見ていますか?
この世に生まれ出た感動。私を選んでくれた喜び。
そんな衝撃的な幸せを前提に子供というものを掛け値なしに
見るとき、子供がどう育ちたいか、どこへ進もうとしているのか
が初めて見えてくると思うのです。
母親が、自分の感情的な部分をしまいこむ。ということは
とっても難しいことです。
どうしても囲い込み、抱きしめ、不安から離さないでいようと
してしまい、かわいそう、つらそうという狭い視野から逃れられない
ことも、女性性としては仕方のないこと。
だからこそ、それを乗り越えたときに親子共々大きく成長して
行くのではないでしょうか。
あえてそれをして欲しい。
それは現代がとても理性的な判断を迫られる世界になっているから。
何が善で、何が悪であるのか。少し前なら集団の原理、組織の善悪に
準ずることの出来た人間も、今は各個人の価値観、判断力での行動を
取るようになって来ているのです。
それが出来るようになるためには、思考力、判断力を磨きながら成長
していくことが大切なのですね。
自然を美しいと思う。物理の法則、数学の数式が美しいと思う。
すべての成り立ちが美しいと思う心の中には、同時に法則性に対する
シンパシー。道徳心が生まれてくるといわれると、とても不思議な感じ
がすると同時に、ルールを守る心がそこから発生しているのだと言う
発見がありました。
美しさ、美的感覚が世界の、また個人の倫理の源であると言う考え方です。
春の緑の中でポツリと、でも鮮やかに主張するみずみずしい赤い実!
それを見つけると、心が躍るように感じるのはなぜでしょう。
美しく光るような粒一つ一つを見るとき、私の心はトレジャーハンター
のように感じます。世界の、生命の秘密を見つけたようにうれしいのです。
口に含んだときに私の中に流れ込むのはただの味だけではありません。
野生の、生きる命を流し込んでいるのです。
そのいとしい赤い実を愛すれば、世界を敬愛する心が生まれると言ったら
何を大げさな・・・・と思われてしまうでしょうか。
それぐらいの敏感さをもって、世界と向かい合えば
今子供が何を感じているのかをきっと私たちも体験することが出来ます。
このパステル画は小さなはがきの世界ですが、それくらい大きな背景を
持って描いているということをわかってもらえたらうれしいですねぇ。
日本国内には野いちご、木苺含め40種近くのいちご類が
実を付けるそうですが、私も数種類しか採取したり食べたり
したことがありません。
それぞれ葉のつき方や生り方も異なるため、まずは観察から
はじめます。
どの方向についているか。どの方向に伸びているか。
実はどこから出ているか・・・などなど。
物事を意識的に理性的な目で見るということは、それ以前に
まず対象となるそのものに対して、美しいなり、かわいいなり
心を動かされ、感動しなくてはならない。
そして、その美に対する探求としての観察がはじめてそこから
始まると言えるのです。
子供のことも、そのように見ていますか?
この世に生まれ出た感動。私を選んでくれた喜び。
そんな衝撃的な幸せを前提に子供というものを掛け値なしに
見るとき、子供がどう育ちたいか、どこへ進もうとしているのか
が初めて見えてくると思うのです。
母親が、自分の感情的な部分をしまいこむ。ということは
とっても難しいことです。
どうしても囲い込み、抱きしめ、不安から離さないでいようと
してしまい、かわいそう、つらそうという狭い視野から逃れられない
ことも、女性性としては仕方のないこと。
だからこそ、それを乗り越えたときに親子共々大きく成長して
行くのではないでしょうか。
あえてそれをして欲しい。
それは現代がとても理性的な判断を迫られる世界になっているから。
何が善で、何が悪であるのか。少し前なら集団の原理、組織の善悪に
準ずることの出来た人間も、今は各個人の価値観、判断力での行動を
取るようになって来ているのです。
それが出来るようになるためには、思考力、判断力を磨きながら成長
していくことが大切なのですね。
自然を美しいと思う。物理の法則、数学の数式が美しいと思う。
すべての成り立ちが美しいと思う心の中には、同時に法則性に対する
シンパシー。道徳心が生まれてくるといわれると、とても不思議な感じ
がすると同時に、ルールを守る心がそこから発生しているのだと言う
発見がありました。
美しさ、美的感覚が世界の、また個人の倫理の源であると言う考え方です。
春の緑の中でポツリと、でも鮮やかに主張するみずみずしい赤い実!
それを見つけると、心が躍るように感じるのはなぜでしょう。
美しく光るような粒一つ一つを見るとき、私の心はトレジャーハンター
のように感じます。世界の、生命の秘密を見つけたようにうれしいのです。
口に含んだときに私の中に流れ込むのはただの味だけではありません。
野生の、生きる命を流し込んでいるのです。
そのいとしい赤い実を愛すれば、世界を敬愛する心が生まれると言ったら
何を大げさな・・・・と思われてしまうでしょうか。
それぐらいの敏感さをもって、世界と向かい合えば
今子供が何を感じているのかをきっと私たちも体験することが出来ます。
このパステル画は小さなはがきの世界ですが、それくらい大きな背景を
持って描いているということをわかってもらえたらうれしいですねぇ。