帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

群発頭痛と鍼灸治療

2016-05-28 09:19:11 | 肩こり・腰痛・関節痛・痺れ・麻痺・運動器疾患
慢性的な機能性頭痛で最も痛みが強く6ヶ月3年の周期で春や秋などの季節の変わり目で一定期間(一ヶ月三ヶ月)に集中して繰り返し起こる群発頭痛、1回の持続時間も短く30分1時間程度ですが眼球を抉られるような激痛が起こり気持ちが滅入る事から別名「自殺頭痛」とも呼ばれています。
他の機能性頭痛(筋緊張性頭痛片頭痛)と違い若年層(20代~40代)の男性に多く自律神経へも影響を及ぼす為頭痛以外にも様々な症状(目が充血する、目蓋が腫れる、鼻が詰まるなど)を併発するのが特徴です。
原因はストレスや飲酒、入浴や頚部の姿勢などが起因し脳に繋がる内頸動脈の血管が拡張し起こるとされています。
クリニックでは痛みが出ている時の対症療法(トリプタン系血管収縮剤や鎮痛剤など)と痛みの落ち着いている時には予防療法(エルゴタミン系血管収縮剤や抗うつ薬など)が行われています。

東洋医学では頭痛は「頭熱(のぼせ)足寒(末梢の冷え)」で発症すると考えられます。
頭に気や血、水といったエネルギーが過剰に行き過ぎてしまい鼻や目などの異常も起きます。
またイライラや不安など精神状態からも慢性的な頭熱状態が引き起こされる為ストレスなどを溜め込まない事も予防には重要です。
群発頭痛に対する鍼灸治療では痛みが頻繁に起きる群発期には痛みや興奮を抑える局所と全身への治療、群発期以外では脈や舌、腹診など東洋医学の観点からお身体の状態を把握しながら気血津液の流れを良好な状態「頭寒足熱」を維持出来るよう定期的に施術をしていきます。
群発頭痛の予防と痛みの緩和に鍼灸治療はお勧めです。



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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
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予約専用電話 06-6629-0567
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