吹出物（大人ニキビ）と五臓の関係

20代以降に出来る吹出物（大人ニキビ）は10代の多感な時期に代謝やホルモン分泌のバランスの崩れで出来る物とは違い五臓の不調によって引き起こされる物が多く見受けられます。
1度出来ると治癒にかかる時間も長く繰り返し起こる事もあり跡が残りやすいのも特徴です。
東洋医学では体調不良は顔に現れる事から「肌は内臓の鏡」と言われ四診（東洋医学に基づく診察法）のうち望診では吹出物の出来ている場所によって不調をきたしている五臓を特定する事が出来ます。

五臓の不調で出来る吹出物の場所は？
「胃腸」「肺」消化、呼吸器官の不調：眉間、鼻、口
「腎」生殖器官の不調：鼻下、顎
「肝」ストレスや情緒不安：こめかみ、額
併せてシミやクスミ、ムクミの原因は「肝」＝末梢血管への血行不良、「腎」＝リンパの代謝不良、タルミの原因は「胃腸」＝表情筋の筋力低下などが疑われます。

吹出物に対する鍼灸治療ではお顔に行う局所施術と四診を用いて原因を特定する事で五臓の不調を取り除く全身への施術を組み合わせ良好な結果が得られます。
頑固な吹出物でお悩みの方は鍼灸治療はお薦めです。


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帝塚山鍼灸院
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