☆禁酒してる最中でないと言えない暴言なので書いておこうと思う。
酒大好き!って人がもし読んでたら引き返してほしい。
子供の頃(昭和四十年代以降)は本当に「日本の酒文化礼賛時代」だった。
日本酒を貶めても洋酒万歳な文化でもあった。
そのうちワインがもてはやされるバブル期が来て、日本酒っぱりすごいって気風が巻き返して来て、さらに焼酎ブームが来た。
グルメの流行もあり、アルハラなんて認められないという飲めない人にはさぞ辛い時代だったと思う。
その中をどっぷり生きてきて、
「酒はすごい!かっこいい!飲まないで何の人生か!」
……って何も疑いもせずにいた。
飲んで騒いで無礼講は美徳だとも思ってた。死ねばいい。
ワインを含む酒の勉強をすると、いいことしか書いてない文献ばっかりだった。
アルコールの問題を扱った文献は、普通の本屋には当たり前になかった。
ネットでポチれる時代が来てから知ったほどだ。
さて、そんな洗脳時代からでも疑問に思ってたことがあったし、自分を騙してた部分があったと認め書いてみる。
1:ぶっちゃけ酒の味なんかわからない。
イメージでかっこいいと思ってたウイスキーやスコッチを筆頭に、ブランデーもジンもウォッカも焼酎も泡盛も、蒸留酒全般美味いと思えなかった。
でもそんなカッコ悪いこと言えなかった。
特にジン。
イギリスでは「薬」としての役割から始まり……とかどっかに書いてあった気がする。
薬とか言われたら否定したくない気持ちもあった。
そのまま冷凍庫でギンと冷やして飲んでかっこいいと思ってた。
よく飲んでいたのは「ボンベイサファイヤ」という綺麗なブルーのボトルのものだった。
それも美味しいと思ってたというより、某漫画でかっこよく描いてあったからだ。
それを飲む自分は通だとか思ってただけの、大人の中二病患者だった。
でも某名画の「ジン横丁」などから歴史を紐解くと、アル中製造酒なだけだった。
当時のアル中の基地外っぷりは、そのまま現代でも見られる光景だ。
スピリッツは甘いカクテルにして酒臭さを消して、酔っ払うジュースにしないと飲めない代物だと思う。
ブランデーはまだ美味しさがわかるような気もしなくもなかった。
風味が好きだった。
多分お菓子やチョコによく使われるので、馴染みがあったからだと思う。
ただ、コニャックだのアルマニャックだの、高いランクになるとそのお値段だけの価値はわからなかった。
スコッチやウイスキーはこれっぽっちも美味しいと思わなかった。
何度飲んでも気持ち悪い。大っ嫌いだった。
匂いも嗅ぎたくない。滅びよとも思う。
さて日本酒系だが、これも通ぶって好きとか言ってた。
実際全然美味しいと思わなかった。
居酒屋とか『日本酒揃ってます』とか言われてもありがたくなかった。
美味しいい料理に日本酒合わせても邪魔なだけだった。
いつか美味しいと思える日が来るかも、と意地になって飲んだり勉強したりしてたけど、ついにその日は来なかった。
「水のような喉越し」
だったら美味い水を飲むわ。
二日酔いも日本酒が最悪だった。
多分当分が高いので悪酔いするんだと思う。
飲んで帰ってバッタリ寝て、起きてからの二日酔いは、ゲーゲーとトイレで便器にかじりつく地獄だった。
熱燗で温まりたいとか思って熱燗派にもなったりしたけど、甘さが際立って辛いだけだった。
ホットドリンクを飲むなら赤ワインでホットワイン作った方が良かった。
ビールもぶっちゃけ美味いと思えるように頑張ったけど、喉が渇いた最初の一杯以降は惰性なだけだった。
ビールなんて350ml缶一本も飲みたくない。
炭酸と苦味のあるドリンクとして、今のノンアルビールが美味しいと思う。
ただ、添加物がすごいとなると、時々の嗜好品くらいの位置付けだ。
キリン?アサヒ?とか聞かれても味の違いなんかわからなかった。
地ビール祭りとかは数回参加したことがあった。
炭酸だから祭りで飲むと酔いが早く回ったりで、テンションが上がったりしたっけ。
その後しっかり二日酔いになったし、一杯500円とか取られて何だかなあと思う。
さてワインは……。
一番好きな酒なので悪くいうのは辛い……。
ワインだけはディスれない……。
某アルコール専門の先生が、
「ワイン好きな酒飲みって、ワインは酒じゃないって思ってるよね(笑)」って言ってて赤面した。
まさしく!そう思ってた!!
ワイン好きは他の酒のみと違うって、上から目線だった。
決してそんなことはなく、ワインでもアル中になるし別に高尚な飲み物じゃない。
ワインの流通が盛んになってからそう時代は経ていない。
一本数千円から数万〜天井知らずの値が付き始めたのは、近代になってからだ。
ワインは古代からポピュラーな飲み物だったかもしれないけど、アルコール分解酵素がある欧米人が水代わりに飲むのと、日本でありがたがって高いお金を出して飲むのは違うと思う。
ワインの文化は廃れて欲しくない!
けれど自分はもう、今までのように当たり前に飲む習慣は卒業する。
ただ、酒は料理作りには欠かせないので、ありがたく使わせていただこうと思う。
酒大好き!って人がもし読んでたら引き返してほしい。
子供の頃(昭和四十年代以降)は本当に「日本の酒文化礼賛時代」だった。
日本酒を貶めても洋酒万歳な文化でもあった。
そのうちワインがもてはやされるバブル期が来て、日本酒っぱりすごいって気風が巻き返して来て、さらに焼酎ブームが来た。
グルメの流行もあり、アルハラなんて認められないという飲めない人にはさぞ辛い時代だったと思う。
その中をどっぷり生きてきて、
「酒はすごい!かっこいい!飲まないで何の人生か!」
……って何も疑いもせずにいた。
飲んで騒いで無礼講は美徳だとも思ってた。死ねばいい。
ワインを含む酒の勉強をすると、いいことしか書いてない文献ばっかりだった。
アルコールの問題を扱った文献は、普通の本屋には当たり前になかった。
ネットでポチれる時代が来てから知ったほどだ。
さて、そんな洗脳時代からでも疑問に思ってたことがあったし、自分を騙してた部分があったと認め書いてみる。
1:ぶっちゃけ酒の味なんかわからない。
イメージでかっこいいと思ってたウイスキーやスコッチを筆頭に、ブランデーもジンもウォッカも焼酎も泡盛も、蒸留酒全般美味いと思えなかった。
でもそんなカッコ悪いこと言えなかった。
特にジン。
イギリスでは「薬」としての役割から始まり……とかどっかに書いてあった気がする。
薬とか言われたら否定したくない気持ちもあった。
そのまま冷凍庫でギンと冷やして飲んでかっこいいと思ってた。
よく飲んでいたのは「ボンベイサファイヤ」という綺麗なブルーのボトルのものだった。
それも美味しいと思ってたというより、某漫画でかっこよく描いてあったからだ。
それを飲む自分は通だとか思ってただけの、大人の中二病患者だった。
でも某名画の「ジン横丁」などから歴史を紐解くと、アル中製造酒なだけだった。
当時のアル中の基地外っぷりは、そのまま現代でも見られる光景だ。
スピリッツは甘いカクテルにして酒臭さを消して、酔っ払うジュースにしないと飲めない代物だと思う。
ブランデーはまだ美味しさがわかるような気もしなくもなかった。
風味が好きだった。
多分お菓子やチョコによく使われるので、馴染みがあったからだと思う。
ただ、コニャックだのアルマニャックだの、高いランクになるとそのお値段だけの価値はわからなかった。
スコッチやウイスキーはこれっぽっちも美味しいと思わなかった。
何度飲んでも気持ち悪い。大っ嫌いだった。
匂いも嗅ぎたくない。滅びよとも思う。
さて日本酒系だが、これも通ぶって好きとか言ってた。
実際全然美味しいと思わなかった。
居酒屋とか『日本酒揃ってます』とか言われてもありがたくなかった。
美味しいい料理に日本酒合わせても邪魔なだけだった。
いつか美味しいと思える日が来るかも、と意地になって飲んだり勉強したりしてたけど、ついにその日は来なかった。
「水のような喉越し」
だったら美味い水を飲むわ。
二日酔いも日本酒が最悪だった。
多分当分が高いので悪酔いするんだと思う。
飲んで帰ってバッタリ寝て、起きてからの二日酔いは、ゲーゲーとトイレで便器にかじりつく地獄だった。
熱燗で温まりたいとか思って熱燗派にもなったりしたけど、甘さが際立って辛いだけだった。
ホットドリンクを飲むなら赤ワインでホットワイン作った方が良かった。
ビールもぶっちゃけ美味いと思えるように頑張ったけど、喉が渇いた最初の一杯以降は惰性なだけだった。
ビールなんて350ml缶一本も飲みたくない。
炭酸と苦味のあるドリンクとして、今のノンアルビールが美味しいと思う。
ただ、添加物がすごいとなると、時々の嗜好品くらいの位置付けだ。
キリン?アサヒ?とか聞かれても味の違いなんかわからなかった。
地ビール祭りとかは数回参加したことがあった。
炭酸だから祭りで飲むと酔いが早く回ったりで、テンションが上がったりしたっけ。
その後しっかり二日酔いになったし、一杯500円とか取られて何だかなあと思う。
さてワインは……。
一番好きな酒なので悪くいうのは辛い……。
ワインだけはディスれない……。
某アルコール専門の先生が、
「ワイン好きな酒飲みって、ワインは酒じゃないって思ってるよね(笑)」って言ってて赤面した。
まさしく!そう思ってた!!
ワイン好きは他の酒のみと違うって、上から目線だった。
決してそんなことはなく、ワインでもアル中になるし別に高尚な飲み物じゃない。
ワインの流通が盛んになってからそう時代は経ていない。
一本数千円から数万〜天井知らずの値が付き始めたのは、近代になってからだ。
ワインは古代からポピュラーな飲み物だったかもしれないけど、アルコール分解酵素がある欧米人が水代わりに飲むのと、日本でありがたがって高いお金を出して飲むのは違うと思う。
ワインの文化は廃れて欲しくない!
けれど自分はもう、今までのように当たり前に飲む習慣は卒業する。
ただ、酒は料理作りには欠かせないので、ありがたく使わせていただこうと思う。