結婚式まで11日

９月９日（水）くもり

やたら寒い朝。
やたら寒い昼。
やたら寒い夜。

せっせと準備。
ヒー様はパンフレット製作。
チャンは引出物の発送準備。

気分の浮き沈みが激しくなる。
その浮き沈みを無くすため【朝礼】という制度が設けられた。

二人向き合って朝礼。
まず今日の日にち。
その後、結婚式までの日数。
それぞれがやる事を報告。

最後にネタでチャンのビックカ●ラ時代の名物をやる。
【売り三本】ってやつ。

気合いを入れそれぞれの作業をこなす。

自分のスケジュールを管理するのが一番ストレスになる。
とにかく花嫁はやることが多い。
式の直前まで埋め込まれる予定。
それが昨日は爆発しそうだった。
ギリギリのところで止めるのが精一杯。
こんなことでイライラしちゃだめだ。わかっているから余計にイラっとする。

ヒー様が察知して、【途中ミーティング】というものまで行う事になった。
救われてる。

気分を一定に保つよう心がけよう。

ヒー様の実家からタミ●ルが送られてくるらしい。
インフルエンザが流行ってるからだって。
とりあえず飲んどけってことみたい。

いいのか！
飲むけど・・・

NIESSING in KYOTO 指輪の日

【ロード・オブ・ザ・こんにゃくリング】

婚約指輪は３年以上前から、絶対にコレと二人で決めていた。
１９７９年、わたしの生まれた年に発表されたドイツのブランド【NIESSING】
発表されたリングの名前は【NIESSING RING】
１３０年の歴史がありながら、偶然にも生まれた年に発表されたもの。
テンションという力でダイヤを支える、接着剤などいっさい使わない本当に美しい指輪。


これをわたしは京都でもらった。
こてこての直球だ。といわれてもいい。

東京駅を６時４３分に出発し京都へは９時に到着した。
嵐山へ向かい、有名ななんちろ橋をわたって川の側でのんびりすごし
抹茶かき氷を二人でわけて食べた。


天龍寺、竹林を散策し、定番枯山水の為に龍安寺へ

心が洗い流される心の求めている静けさを体感。
清められるって・・・こういうことなのかもね。

龍安寺で日頃の疲れをきれいさっぱり落とし、これまた定番の金閣寺へ。
途中でこんなの発見

ハートになってるのだ。

初めての金閣寺をより感動とともにということで、目を閉じて目の前までつれて行ってもらった。
思ってたより小さいから、
思っていたより光ってたから、
思っていたとおり金色だったから、
思っていたとおり池に写っていたから
対立するかんじで面白かった。

金箔のごまだんご、食っとけ！ってことで食べて金閣寺を後にした。
祇園をぶらぶらして、五重塔を見て、清水寺まで歩いた。

はじめから最終地点は清水寺ってわかってた。
どこで指輪がわたされるかもわかってた。

それでもいざその時が来ると嬉しくて涙がでるんだ。
１１年だもん。
待ったんだもん。
やっとなんだもん。
よみがえるものは半端ないんだもん。
なによりうれしかったんだもん。

プロポーズの言葉は内緒。
【うん、いいよ。天国までついて行ってやるよ】
これがわたしのお返しの言葉。

この旅のおわりのこの写真わたしの宝物だよ。

新幹線で疲れ果てて膝で寝るヒー様





ハイエンド。
この指輪のプラチナをもらったよ★
写真のは１カラットだからでかい。
こんなにダイヤ大きくないけど、わたしはダイヤはどーでもいいから小さいので大満足！


レストランは無くなるけど京都は地球が無くならない限り存在する。
それがなによりいい思い出を際立たせる。