【ロード・オブ・ザ・こんにゃくリング】
婚約指輪は3年以上前から、絶対にコレと二人で決めていた。
1979年、わたしの生まれた年に発表されたドイツのブランド【NIESSING】
発表されたリングの名前は【NIESSING RING】
130年の歴史がありながら、偶然にも生まれた年に発表されたもの。
テンションという力でダイヤを支える、接着剤などいっさい使わない本当に美しい指輪。
これをわたしは京都でもらった。
こてこての直球だ。といわれてもいい。
東京駅を6時43分に出発し京都へは9時に到着した。
嵐山へ向かい、有名ななんちろ橋をわたって川の側でのんびりすごし
抹茶かき氷を二人でわけて食べた。
天龍寺、竹林を散策し、定番枯山水の為に龍安寺へ
心が洗い流される心の求めている静けさを体感。
清められるって・・・こういうことなのかもね。
龍安寺で日頃の疲れをきれいさっぱり落とし、これまた定番の金閣寺へ。
途中でこんなの発見
ハートになってるのだ。
初めての金閣寺をより感動とともにということで、目を閉じて目の前までつれて行ってもらった。
思ってたより小さいから、
思っていたより光ってたから、
思っていたとおり金色だったから、
思っていたとおり池に写っていたから
対立するかんじで面白かった。
金箔のごまだんご、食っとけ!ってことで食べて金閣寺を後にした。
祇園をぶらぶらして、五重塔を見て、清水寺まで歩いた。
はじめから最終地点は清水寺ってわかってた。
どこで指輪がわたされるかもわかってた。
それでもいざその時が来ると嬉しくて涙がでるんだ。
11年だもん。
待ったんだもん。
やっとなんだもん。
よみがえるものは半端ないんだもん。
なによりうれしかったんだもん。
プロポーズの言葉は内緒。
【うん、いいよ。天国までついて行ってやるよ】
これがわたしのお返しの言葉。
この旅のおわりのこの写真わたしの宝物だよ。
新幹線で疲れ果てて膝で寝るヒー様
ハイエンド。
この指輪のプラチナをもらったよ★
写真のは1カラットだからでかい。
こんなにダイヤ大きくないけど、わたしはダイヤはどーでもいいから小さいので大満足!
レストランは無くなるけど京都は地球が無くならない限り存在する。
それがなによりいい思い出を際立たせる。