さて、"今更DVD"!!!??
今回は、韓国・タイ・香港の合作(?)、オムニバスホラーの"THREE"ですっ(以下ネタバレ注意&笑)!!!
いうても各国毎に1話ずつ、計3話のホラー作品です。
まず最初は、韓国の"キム・ジウン"監督の"memories"。
郊外の新興住宅街に、妻と娘と住んでた主人公"ソンミン"。
或る日、妻が突然の失踪。
それが引き金に成ってか、"ソンミン"は幻覚や悪夢に悩まされ始めます。
と、その頃、路上に倒れた状態で気が付いた"ソンミン"の妻。
自分に、記憶が全く無いコトに気付き、唯一の手掛かりである、クリーニングの伝票に書かれた住所と電話番号を頼りに、自分探しに歩き出す。
…って、感じですかね???
で、この映画って、殆ど台詞が無く、且つ映像のカット割りというか編集というかが、"ね、スタイリッシュでしょ??"と押し付けられてる感じがして、実は映像(演出)的には、クエスチョンだったかも(爆&笑)。
ちょっと、大学の映研作品っぽい感じ(汗&笑)???
ストーリーは、結構良かったと思うので、その辺が残念でした(爆&笑)。
で次は、タイの"ノンスィー・ニミブット"監督の"the wheel"。
いうても先の韓国、後の香港とかの映画っていうか言語は結構、聴き慣れてる感が有るんですが、タイの映画って言うのは、私的に新鮮でしたね(笑)。
ってストーリーは、風土感満載な、タイの伝統芸能が主軸です。
タイの伝統芸能の一つである"フン・ラコーン・レク(人形劇??)"は、その技が一子相伝系らしく、正式に人形遣いを次ぐ者以外には秘伝が渡らない様に、使用してる人形に呪いを掛けてるらしい。
な中、突然の病に倒れた人形遣いが遣っていた人形を、偶然手に入れた青年は、呪いを畏れず人形遣いに成り、地位と名声を得て行くが…???
って話です。
な中、新鮮だけど、私がタイ映画に慣れてなかった所為なのか、ちょいと、いまいちだったかも(爆&汗&笑)???
特にラストの演出の意味が解りませんでした(爆&笑)。
多分、"ね、だから「the wheel」なのよ"ってコトなんじゃ…とは思ったんですけどね(無理矢理過ぎ??&爆&汗&笑)。
で最後は、香港の"ピーター・チャン"監督。
監督は、全作品のプロデュースもしてるので、てコトは"THREE"は香港主導の作品なのかしら???
な中、"going home"です。
って、前の2作とは雲泥状態(爆&笑)の、めちゃめちゃ傑作です、"going home"(悦&笑)。
ストーリー的には、2つのホラーが混在した状態で進んでく感じですかね???
でも、それも途中で気付いたコトで、そんな感じの演出が随所に有って、騙された~!!とか、そう来たか!?とか、もう感心頻りです(悦&笑)。
伏線の張りっぷりとかね(笑)。
で、先に書いちゃいますが、オチにヤラれました(爆&汗&笑)。
で、観終わって気が付きました。
"going home"って、ホラーの名を借りた、ラブストーリーだったんじゃん(爆&悦&笑)。
さて刑事の"チャン"は、息子の"チュン"と共に、1ヶ月後には取り壊し予定の共同住宅に引っ越して来ます。
殆ど住人の居なく成った建物内に、異様な空気を感じる"チャン"。
な中、向かい棟で、半身不随の妻の看病をしている男の後に、いつも付いて歩いてる自分と同年代の女のコの、自分を見つめる視線が原因なのでは??と気付きます。
或る日、そんな共同住宅の廊下で、2人きりで、その女のコと対峙し、"遊ぼうよ"という女のコの言葉の儘に付いて行った"チュン"は、その後、行方不明に…。
息子を必死に探す"チャン"は、向かい棟の男が怪しいと、単身、部屋に乗り込むが…???
って感じですかね。
って、この後からの内容が、めちゃ濃くて、もう"going home"って、そういうコトだったのね、って感じなんですが、それこそ全てを語っちゃいそうなんで、今回は、この辺で(爆&笑)。
てか"ピーター・チャン"、オムニバスなプロデュースなんかしてないで、これ1本で映画作った方が良かったのでは???ってくらい秀逸でした"going home"(悦&笑)。
最初は韓国の"memories"目当てだったんですけどね、"THREE"をGETしたのって...(爆&汗&笑)。
てか、もう一回、観ちゃおうかしら、"going home"だけ(爆&笑)。