モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

創作活動?

2012年10月06日 | 詩に至る病

12・10・6  

創作活動?

「歳時記は日本人の感覚のインデックスである」とは

寺田虎彦の至言です。

季節感、倫理観、美意識、感受性等々

日本人の特性を網羅した結晶として季語がある。

 

歳時記には季語を俳句的に捉えた説明がり、例句が示されている。

 

見ず知らずのお年寄りにはがきを書くと云う

大袈裟に言えばある種の創作活動です。

 

歳時記に、はがき文のネタを探す、と云う

少々浅ましい動機から発したことですが、

歳時記に触れることで私のガサツな心情が少しずつ浄化され、

ホンの少しだが俳句的な感覚を身に着けつつあった、と考えられます。

 

当時からそう考えたわけではありません。

正直なところ少々図に乗って何でもできそうな気もありました。

 

余白に絵を描くこともその頃始めたことです。

 

「かぼちゃだったら描けそう……」と云った女性会員の言葉を受け入れて

その場で、全員がかぼちゃの絵を描きました。

始めて書いた詩が「かぼちゃの絵」です。

千葉日報の日報詩壇へ投稿、入選しました。

「かぼちゃの絵」

 

かぼちゃだったら  描けそう……

突然西村さんが  ホワイトボードに

こんなふうに こんなふうにと

かぼちゃの絵を描いた

みんなはメモ用紙に

こんなふうに こんなふうにと

みんなが真似て 

みんながかぼちゃが描けた

かぼちゃの絵が描けた

絵が 描けるようになった!