12・10・13
邪念妄念を払拭するには……
「よろこびはわずかながらも種火なり
今日あさがほのはじめて咲けり」
言葉使いを入れ替えて
「種火」を織り込んだだけ、
でも短歌らしい。
「ヒョットするとオレでも
短歌が詠めるかも知れない」と思った。
NHK俳句を見るつもりで早めにスイッチを入れた。
偶々NHK短歌の後半部分を視聴して
短歌を詠むチャンスに巡り合った。
積極的に短歌を排除はしないが、心の何処かで
「短歌なんて詠めるわけがない」と思い込んでいる。
積極的に短歌に触れるようなことはなかった。
チョッと違うんじゃない……と思ったのを手掛かりに
言葉を入れ替えて一言足した。
短歌らしいものが偶然詠めた。
読めるわけがない、出来るわけがないと
心の奥の方の更に奥の方での思い込みが
可能性を摘んでいる。
ほゞ無意識のこうした思い込みを仮に
邪念妄念というなら、
出来るだけこうした邪念妄念を払拭したい。
払拭することで可能性が相当ひろがるような気がした。