mokekyoのビデオカード+SCSIカード備忘録

オークション用にテストした際に得たビデオカードとSCSIカードの備忘録。

HVD?のターミネータ

2024-10-09 20:34:58 | SCSI_terminator


『DIFFERENTIAL』と記載のあるターミネータ。
ハイボルテージディファレンシャルのターミネータと
推測される。

となると、シングルエンドのSCSIではGNDに
なっている端子にもHVDだから2.85Vが出て
いたりするのだろうか。
面白そうだから、今度確認してみたいと思う。


ちなみにLVDとかはDIFFERENTIALとは書かずに

素直にLVDと書かれているのでラベルは大切。
剥がれたら中見ないと分かったもんじゃない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッシブターミネータとアクティブターミネータ

2024-02-11 15:32:11 | SCSI_terminator
ターミネータには種類としてパッシブとアクティブの2種類がある。

そもそも、ターミネータの意味はケーブルの末端で信号が反射して
反射した信号が次に来る信号に影響する事を抑える為に
信号として「ゼロ」「イチ」どちらでもない状態にする為にある。




パッシブとアクティブの違いは

パッシブは抵抗による分圧をして信号線に約3Vの電圧をかける。

アクティブは定電圧ICを使い、信号線2.85Vの電圧をかける。

電圧に差があるが、上記の「ゼロ」「イチ」でもない状態になるので
信号的には違いはない。

しかし、元になるターミネーターパワーからの電圧が変化すると
パッシブは即座に分圧した電圧が変わってしまい、不安定の原因に
なりうる。その点では多少の電圧の上下があっても定電圧ICを
使っているアクティブターミネータは2.85Vを出力するので
パッシブターミネータと比較しても安定している。

ただ、安定したターミネータパワーが提供されていれば
パッシブもアクティブもどちらでも構わないと考えている。
パッシブで不安定ならば、ターミネータを疑う前にケーブルや
コネクタ接点の確認などやる事はたくさんある。




あと、ここは気にしなくてもいいのだが、
経験則ではあるが全長が短くケーブルもしっかりした
SCSI規格に沿ったものだった場合、ターミネータが無くても
問題無く動作する事もある。

安定させるために付けるに越したこと無いのだが。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再利用が出来ないか考える

2023-07-16 15:07:13 | SCSI_terminator
もう1つのブログでも同じような事を書いたが、
こちらはまた別のものを考えている。

使うのはピンが折れたりして使い物にならなくなったターミネータ




既にバラしているのだが、これはアクティブタイプの
ターミネータの中身となる。定電圧ICが1つとこまごました
コンデンサと抵抗が使われているはずだが、抵抗は
パーツですらない黒い筋になっているようで、分解出来ない。

本当なら、部品をとって新規に作れればとか
考えていたが難しいし、また抵抗を用意するのも
面倒くさい、手持ちに110Ωなんて抵抗はないし。


なので、基板はそのままに、あまり見かけない
DSUB25ピンのOldMac向けターミネータに
作り直せないかと考えている。この基板であれば
コネクタシェルに入る。


他にも内蔵のフラットケーブル取り付けタイプの
ターミネータも作れないか考えている。

ネックはどう考えても20本程度のジャンパのような
配線をしないといけない事か、老眼には厳しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ターミネータ付きSCAドライブ変換アダプタ 注意事項アリ

2023-06-03 12:48:02 | SCSI_terminator
最近、秋葉原のお店で面白いものを見つけた。



以前にも紹介しているサーバ向けのSCAドライブを
68ピンなどの一般的なコネクタに変換するアダプタである。
この頃のSCSIドライブは同一型番でもSCAタイプと
68ピンタイプが存在していたので、ドライブ本体は
一緒でドライブ下部の基板変更で替えられたのであろう。
50ピンのもあるやもしれんが調べきれず。

脱線した。

今回、入手したのは豪華なターミネータ付きのもので、
末端に使う場合や、1ドライブでの運用で他に用意
せずとも使えて便利である。

コネクタはSCAの80ピンから68ピン、50ピンに変換
出来るので古い98やOldMacで運用も可能だろう。



コネクタのはんだ面には絶縁スポンジが使われているので
ショートする確率も減っている(経年劣化でショートする可能性はあるが)




ターミネータも50ピンの部分のみ、68ピンで拡張
された部分のみ有効にするディップスイッチが付いてて
至れり尽くせりである。シルク印刷もされていて
説明書を紛失しても安心である。


ただ、ネックになるのは使われているターミネータICで
imp5226はシングルエンド(SE)専用の為、この
変換アダプタを使うと動作はSE動作になる。

先の古いPC98やOldMacであれば、SE動作でも
ドライブの存在が嬉しいが、SCAドライブの
速さを考えてUltra2Wideでの速度を期待していると
残念な結果になる。


この頃のドライブであればLVDとSE兼用の
ものがあるのだが、LVD専用もあるので、
その組み合わせでの動作は不明である。
いくつか情報は頂いているが、自分の環境で
テストしていないので、何とも言えない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

68ピンSCSIのターミネーターの動作について

2023-04-23 13:45:29 | SCSI_terminator
以前から疑問に思っていたことが68ピンのターミネータにある。




内蔵か外付けかはこの際関係なく、1枚目のようにSE、
シングルエンドときっぱり書かれているものは良いのだが
2枚目のようにどちらでも使えるものとなると、どこに
切り替えスイッチがあるのか、もしくは判断しているのか。

以前、両用タイプのターミネータICのPDFを見ても明確な
ピンが無かったように記憶している。英語読めんが(汗

仮説としては電圧を見てという事も考えられるが、そもそも
LVDは低電圧であるがターミネータパワー端子も低電圧なのか
その辺りを記載している資料が見つからなかった。検索力不足

もう1つは簡単であるが、シングルエンドと68ピンでのピンの
違いであるターミネータパワーのピンアサインである。
シングルエンドは1ピンのみだが、68ピンの場合、4ピンを
使っている、その為、ショートしてしまう環境もあるのだが。

しかし、68ピンのシングルエンド環境もあるので後者の仮説は
成り立たない。

となると、電圧が関係してくるのか。


こういう事を考えているのはシングルエンドのターミネータを
判断する仕組みでは両用タイプだと正しく動作していないようで
どうも不安定になる。もう少しPDFをグーグルさんに翻訳して
貰って読むしかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ターミネータの注意

2021-11-21 19:03:22 | SCSI_terminator
以前にターミネータパワーの事を書いたが
その時は500mAと書いていたが、更に調べて
いくと、SCSIの規格上では800mAが推奨
されているとのこと。

(RATOC REX-9530Xの説明書に記載がある)

となると、USBへ接続する変換アダプタでは
外部電源を使ったり、外付け機器側に提供して
貰う必要がある。


今更だがSCSIの規格書を見てみたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ターミネータパワー端子が大事だという話

2020-09-25 23:19:48 | SCSI_terminator
LUB-SCなどのSCSI機器をUSBへの
変換を行うアダプタで、注意事項として
書かれているのが

『接続機器がターミネータパワー端子に供給出来る事』

とある。これはすべてのUSB-SCSIアダプタに
言える事であり、供給されないとターミネータを
取り付けても動作せず、不安定になる可能性がある。

SCSIカードから供給される場合、問題ないのだが
USB端子からの電流ではターミネータパワー端子に
供給するには足りない。端子1つに2~30mA
流れるとしてもFastSCSIなどの8ビットSCSIでも
データとしてパリティを抜いても8本、それに
制御系の端子も付けると18本、それらに
最低の20mAを流すと360mA、30mAだと540mA、
これだとUSBコネクタの最大値500mAを
超える場合がある。


そういう事もあり、古いSCSI機器を繋いで
動かない、不安定になる場合、このあたりを
調べてみる必要があるかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッシブ/アクティブ ターミネータを判断する

2020-09-20 14:46:34 | SCSI_terminator
秋葉原やオークションなどで購入したものを
動作確認しているが、ターミネータは見た目からは
パッシブタイプかアクティブタイプか判断が
つかない。

中にはモールドやシールで記載されているものも
あるが無いものはどうしたものか。


そこで、動作確認というか電圧を見て判断
することが可能なので、試しにこういうものを
作ってみた。





家にあるもので作った。DSUB25ピンのコネクタとか
あるでしょ、普通(ねぇよ

ターミネータを繋ぐ時は変換アダプタを使って
接続する必要があるが、手持ちにコネクタが
無かったのでよしとする。

やってる事は単純で、ターミネータパワー端子に
SATA電源ケーブルの5Vか3.3Vを繋いで、データ端子の
1本の電圧を見るだけ。

判断するのはテスターに繋ぐためにバナナ端子を
プラケースにつけておく。スイッチで電圧の変更を
する。これだけ。


パッシブターミネータは抵抗を使った分圧をして
いるので電圧が5Vの場合と3.3Vの場合では
明らかな値の違いが出てくる。大抵は300Ωと200Ωで
分圧しているので3Vと2V前後の値になる。

アクティブターミネータは、定電圧ICを使っているので
5Vの場合、2.85V前後の値になる。3.3Vの場合、
性能によるが2.85Vを維持するものもあれば、
2.6Vくらいまで下がってしまうものもある。
でも、3.3V自体イレギュラーな電圧なので無下に
出来ない。

本当ならば可変電圧ICを使って6Vくらいから
4Vあたりを入れて電圧に変化があるかを見た
方が面白いが、可変の探したが手持ちに無かった。残念。


これでターミネータの情報が付加できるが
加えて68ピン-50ピンのSCSIケーブルの
ターミネータパワー端子がどう接続されているかを
判断も出来そうなので、追加パーツも構想中。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする