古いMacのモニタ接続端子はDSub15ピンとなっている。
そもそもどこからが古いんだよとか、まだまだ現役だよとか
ツッコミがあるのは重々承知なわけで古いMacという
くくりより、モニタを接続する端子がDSub15ピンのものを
ここでは古いMacにしておく。PowerMac6100は無視。
DSub15ピンのモニタ接続は、日本だとPC98などで使われて
おり、X68000などでも互換性のある端子が使われていた。
その為、AT互換機に使われているVGA端子(ミニDSub15ピンとも)
への変換アダプタにはMac用とPC98用と分ける事が出来る。
古いMacは接続するモニタからの情報でMac本体側が
モニタに最適な解像度を出力している為、PC98には
無い情報端子が設定され、それを設定するディップスイッチが
付いているものはMac用と判断が出来る。
前回書いたものは、古いMacでも後期ではAT互換機の
マルチスキャンモニタに対応する処置があったからか
ディップスイッチの無いMac用モニタ変換アダプタも
存在しておりややこしい。
そして、未チェックを良い事にMac用をPC98と
してオークションに出品している輩も多い。無知は怖い。
そこでネジ穴だけでなく、私が今まで出品してきた
アダプタの写真を残すので参考になれば幸いである。
そんなの常識だって方は、間違いが無いか血眼になって
アラを探していただき指摘をいただけると助かります。
最初として形状が同じものを3つ公開する。面倒な事に
1つだけMac用となる。
NECのマルチシンクモニタの付属品のようだ。
特徴は解像度の中に832*624というMac特有のものが
含まれている。Mac用
こちらはPC98向けのもの、MITSUBISHIのAD-N205
ピンが欠けているが不要なピンを省いているだけである。動作に問題なし。PC98用
AD-N205と同系だが、メーカー不明のもの
98ADAPTERとあるので識別は容易。PC98用