●不帰の滝 (かえらずのたき)
駒草平の一角にある不帰滝は、お釜から流れ出る水が溶岩台地の上を流れ、泥絵具で彩色したような無気味な岩肌を噛みながら一気に落瀑しています。高さ97.5メートル濁川の五色岳の東部に深く切り込んでいます。滝の名前の由来は、その昔、ここには、鬼ばばが住んでいて、登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としてやった。そこで、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説があります。
●三階滝(さんかいたき)
澄川には三階滝、不動滝、地蔵滝があり、その景観を滝見台からのぞむことができます。細く3回に流れ落ちる三階の滝。落差181メートル、後烏帽子岳東面を流れる石子沢から澄川へ三段に落下する滝で、標高700m~572mの間にあります。日本の滝百選に選ばれた三階滝は、特に紅葉時は日本一です。
●不動滝(ふどうたき)
蔵王山中の瀑布のうち、もっとも規模の大きな滝で、高さ54メートル、幅は約16メートルほどあります。水量が多く、しかも深山の中の滝といった趣があり、数多くの文人墨客に親しまれています。傍らに「蔵王不動尊」を模刻した大石碑と、「万緑の底に滝あり轟けり」という句碑も建てられています。
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