ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ゲームカフェに潜入~前編~

2011-09-01 08:51:02 | Singapore/外出&食い意地
土曜日、トレッキングで出会ったグレース&ダニー夫妻に誘われて、
ゲームカフェに行ってきました。
 
それはお茶もできるゲームセンター?
そう思ったのですが、話を聞いたところ、
ボードゲームがたくさん用意されているカフェで、
大勢でわいわい騒ぎなら楽しむという、パーティなんかにうってつけのところなんだそうです。
料金は時間制、飲み物や食べものは料金込みだったり、別だったり、
時間と組み合わせたコースになっていて、そのグループごとに選べるとか。
どうも私の知らない形態のお店でした。
今回は10人以上が集まるのではないか、ということで、
言葉の壁が気になったのですが、面白そうだから行ってみようと。
でも、ボードゲームって、どんなの?
オセロと人生ゲームくらいしか知らないよ。
 

お昼にチャイナタウンで待ち合わせをして、まずは腹ごしらえです。
近くのヒンズー寺院の塀にいる牛は、ハトたちに慕われていました。
夫妻のほかに、トレッキングで出会った日本人OLさんもご一緒しました。
ニュージーランドのワーキングホリデーを経て、
オーストラリアの大学を出ている彼女には、言葉の壁がありません。
彼女も参加する、というのが、今回私が参加する決め手となったのでした。
私、彼女みたいな生き方を夢見ていた時期があったもので、
彼女と親しくなれたのはとてもうれしい。
 
チャイナタウンでは、チキンヌードルがおいしいお店へ。
  
1970年代に始まった国の2カ国語教育政策により、シンガポーリアンは多くがバイリンガル。
小学校から英語の授業があり、算数や理科、社会などの授業は英語で行われます。
同時に各民族ごとに、中国語やマレー語、タミール語を国語として勉強します。
さらに上の学年になり優秀だと、別の言語も選択できるとか。
だからトリリンガルも珍しくないそうです。
ご夫妻もお店の方とのやり取りは、ごく自然に中国語。
かっこいいなあ。
英語と中国語のバイリンガルなんて、最強じゃないですか。
そんな国民がこの国には75%もいるって勘定ですよ。(←ばっくりしすぎ。ご高齢だと中国語だけの方も多いです。)
シンガポールの経済発展は奇跡的とか言われますが、
国語ひとつにとっても計算ずくの政策を徹底、それを知ると納得ですよ。
 
話がそれましたが、
そのお店のチキンは、スチームでもローストでもなく、秘伝の特製ダレで炊いたという珍しいタイプ。
チキンヌードルはチキンラーメンみたいな風味だけなんじゃなく、
チキンがたくさんのったチキンライスの麺バージョン、ドライタイプ。
            
スチームタイプよりこってり、ローストタイプよりあっさり、お肉はやわらか。
深い味わいで、おいしい。
このタレがあったら、だれでもおいしいチキン料理ができそう。
写真はないですが、シェアした餃子スープの餃子も、もっちり皮にジューシーあんでおいしかったです。
 
次は有名スイーツ店、「味香園」へ移動。
 
こちらは、クルミやピーナッツをペーストしたお汁粉が名物。
こういった中国系のスイーツは効能がはっきりしているので、
甘いものを食べている罪悪感をあまり感じなくてすむからうれしい。
グレースさんによると、彼女が選んだアーモンドは美容、友人が選んだクルミはアタマにいいとか。
私はヤム芋ペースト、ぎんなんとサツマイモトッピングを選びました。
  
効能は…聞かなかった。
くらくらするくらい魅力的なかき氷もたくさんあるので、
次回はそれを食べに行こうかと。
ここの氷は、とても細かくてなめらかでおいしいんですって。
                              
 
さあ、いよいよゲームカフェに移動しますよ。
つづきは明日に。